日本ハムの戦力補強が上手すぎる!来年は優勝戦線に躍り出る!?
- 2018/12/22
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日本ハムの戦力補強が上手い!
今年のストーブリーグは、大物選手のFAなどがあり、なかなか面白いです。巨人が大型補強を行なっており、高い注目度が集まっています。そんな中で、最も異彩を放っている戦力補強をしているのが日本ハムです。
日本プロ野球球団の中でも、日本ハムは独自路線を貫いているわけですが、それは戦力補強にも表れています。そして、今年の戦力補強が上手すぎるぐらいであり、来年の優勝争いに期待できるほどです。今回は、そんな日本ハムの戦力補強について紹介していきます。
衝撃的ながら上手いトレード
日本ハムの戦力補強が上手い理由がよくわかるのがトレードです。日本ハムは、衝撃的なトレードを成立させることがあります。今年は、日本ハムの高梨裕稔投手・太田賢吾内野手とヤクルトの秋吉亮投手・谷内亮太内野手のトレードを成立させています。
高梨投手は2016年に新人王を取っており、太田選手は21歳とまだ若いです。それだけに、野球ファンからすれば、衝撃的なトレードと捉えることができます。しかし、とても上手なトレードとみることができます。
右投げの変則サイドである秋吉投手は、中継ぎとして活躍が期待でき、日本ハムの補強ポイントにピッタリです。また、谷内選手は内野なら複数ポジションを守ることができ、内野手の層を厚くすることができます。まさに、衝撃的なトレードながら、理にかなっているのです。
実はトレードは十八番!
実は、これまでも衝撃的なトレードを幾度となく日本ハムは行っています。現在は阪神で活躍している糸井嘉男外野手をトレードで放出したり、巨人から大田泰示外野手を獲得したりと、驚くようなトレードを成立させてきているのです。
まさに、日本ハムにとってトレードは十八番であり、ここ5年で10例もあるのです。この数字は圧倒的であり、ここ5年なら12球団で一番トレードを行っています。2番目の巨人が6例しかないことからも、いかに日本ハムはトレードが多いのかわかります。
トレード以外の補強も着実
日本ハムの今年の戦力補強は、トレードだけではありません。着実に戦力補強を行っているのです。まず、オリックスから自由契約になっていた、金子千尋投手を獲得しています。すでに入団会見が行われており、登録名を「金子弌大」に変更することわかっています。心機一転、日本ハムで活躍することでしょう。
また、台湾の王柏融外野手を獲得しています。王柏融外野手は、台湾で打率4割をマークしたことがあるほどのバッターです。日本のプロ野球に対応できるのかは未知数ですが、対応できれば大きな戦力になることでしょう。
さらに、メジャーで10試合登板したジャスティン・ハンコック投手を獲得しています。まだ28歳であり、今後も期待できる即戦力です。このように、トレードだけでなく、各方面から戦力補強を行なっており、日本ハムの本気度が窺えます。
2019年の日本ハムは優勝候補?
これだけの戦力補強を行っている日本ハムだけに、2019年は優勝候補の一角です。金子千尋投手やジャスティン・ハンコック投手を獲得したことで、先発投手陣に駒が揃いました。そして、トレードによって秋吉亮投手を獲得したことで、中継ぎの補強もできています。
また、王柏融外野手と太田賢吾内野手の獲得で、内外野ともに層を厚くすることに成功しているのです。それだけに、2019年シーズンは台風の目になってもおかしくありません。
しかも、日本ハムはドラフトで金足農の吉田輝星投手を獲得しています。スター性抜群の投手を外れ1位で獲得できているのです。まさに今年の日本ハムの補強は上手すぎており、2019年シーズンはどんな成績を残すのか期待大です。きっとパリーグを盛り上げてくれることでしょう。