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車上生活メジャーリーガー「ダニエル・ノリス」、日本のマウンドに立つ

  • 2018/11/21
  • ライフスタイル・娯楽
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  • アントニオ犬助
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中継ぎを務めた左腕には、自宅がないという

中継ぎを務めた左腕には、自宅がないという

11月13日にマツダ・スタジアムでおこなわれた「日米野球第4戦」。
始球式は黒田直樹氏、アメリカ選抜の先発は前田健太投手、日本代表の先発は大瀬良大地投手と3人の新旧エースの揃い踏み。打っては田中広輔選手が9回裏に土壇場の同点タイムリー、そして菊池涼介選手の決勝スクイズ。カープファンにはたまらない夜でしたね。

そんな試合の5回裏。
アメリカ選抜のマウンドに登場したのが、ダニエル・ノリス投手。デトロイト・タイガースに所属する彼は主に先発を務める左腕、今年はケガの影響もありパッとしない成績に終ったせいもあり、解説陣からもこれといったコメントはなかったのです。

しかし、そんな彼は実に個性的なライフスタイルで知られる人物。
というのもノリス投手、家を持たない車上生活者なのです。

 

月の生活費は、わずか8万円だとか

月の生活費は、わずか8万円だとか

彼が寝泊まりしているのは、フォルクスワーゲン社製のキャンピングカー。といっても特にオシャレさはない1978年製のもので、ベージュ色の車体はろくにレストアもされていませんからただのバン。積まれた寝袋で眠り、ポータブルキッチンで自炊する。電気はバンのルーフに取り付けた、太陽光パネルを活用しています。

海辺に愛車で移動しサーフィンを楽しむ、玄人はだしの写真を撮る、アウトドアショップでアルバイトする。これが彼のオフシーズンの過ごし方、きらびやかなメジャーリーガーらしからぬライフスタイル。
それではシーズン中は? というと本質的には変わらない。可能な限り愛車で移動し生活。試合が終わるとスーパーで食材を購入し、やっぱりバンで自炊するといいます。

そんなノリス投手もやはりメジャーリーガー。ドラフト2巡目、高卒でトロント・ブルージェイズに指名された彼が手にした契約金は2億円超。現在の年俸も5,000万円を上回りますから、どう考えても大金持ちなのです。
しかし多額の契約金のほんの一部で手に入れたものが、先述のVWキャンパー。
残りは会計士に管理させており、月に振り込まれる生活費は8万円。

月にたった8万円で生活しているメジャーリーガーなのです。

 

協調性を欠くのではなく、体制に迎合しないのだ

そんなバンの天井に自ら書いたのは「Nonconformist」という言葉。
「非協調主義者」という意味ですが、彼が6年間のキャリアを重ねてきたのは、協調性が重要な野球の世界。ですからノリス投手がいうNonconformistとは「体制に従わない人」と考えるべきかも。
華やかなメジャーリーグの空気に流されずに、自らのライフスタイルを守り貫く人と考えるべきでしょう。

なぜ、体制に従わないか? と問われた彼は「自らのバランスを取るために、冒険が必要なのだ」と、あるインタビューで答えています。華やかなメジャーリーグの世界にどっぷりと浸るのではなく、一方でバンで生活し、サーフィンを楽しみ、アウトドアライフを満喫する。Nonconformistであり続けるのが、彼なりのメジャーで成功する方法ということでしょう。

 

そして、愛読書はジャック・ケルアック

愛読書は

犬助はバンで生活するなどまっぴらですし、華やかな生活は嫌いではありません。
しかし、ノリス投手をカッコイイと思うのは、自らの価値観や生活のスタイルを確立しているところ。周りの空気に流されることなく生きているところでしょう。

彼の愛読書はジャック・ケルアック。「路上」「孤独な旅人」といった著作を残したケルアックは、1950〜60年代に全米を放浪して過ごしたことで知られる人物。何かに縛られることを嫌う自由奔放な生き様は、多くの人たちに強い影響を与えました。
愛読書を見ても伊達や酔狂で、車上生活を送っていないことが理解できる。
筋金入りの人間というのは、やはりカッコがいいものです。

最後にダニエル・ノリス投手のインスタグラムを見ると彼のライフスタイル云々は別にしても、充分に興味をひく写真たちが満載となっています。一度見てみては!!

 

この記事の作者

アントニオ犬助
アントニオ犬助
みんなに嫌われるジジイを目指して、日々精進中!!
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