すぐにもスメハラと言われかねない今日この頃

いまやオフィスワーカーでも、お口をケアするのは当たり前の時代。
とくに気をつけたいのは、ランチ後の午後イチタイムだろう。
もちろん、意識高い派？はすでにオーラルケアを済ませて、気分もスッキリ着席。
……。あれ、ちょっとアイツのクチ、臭ってねえか？
話しかけられると、いつも気になるアイツの口臭。
うう、今日食べたモノまでわかる、その臭い！

「……わかったから！　その前に、クチ、ゆすいでこーい！」

臭いの元その1「パン」

アイツのすぐ隣だからよくわかるんだけど、実はパン食って、ほっとくと、ごはん食の数倍臭うと思わない？
なんだろね、あの小麦粉が口の中でこなれた感じになると出てくる、少し焦げ臭いような臭い。粉の臭いなのか。
子どもがおやつを食べた後に発する臭いのような、ちょっと幼い感じもするなあ。
あれ、消そうと思って牛乳なんかを飲むと、より強調されちゃう気がするのは、オレだけかなあ。

臭いの元その2「チーズ」

もとからクサいブルーチーズなら話はわかるけど、ほぼなんの香りもしないプロセスチーズさえ、口に放り込むと、とたんに臭いを発するのはなぜ？
しかもこれはパンの比じゃないほど、複雑な臭い成分を含んで漂う困りもの。発酵食品のなせる技かしら。
ふと気を許した瞬間に吸い込んだら、たとえ社長相手でも耐えられず咳き込んで、思わず吹き出してしまうかも。

臭いの元その3「ビスケット」

あ、3時になった。さーて、ここらでひと息つくか。
「……あ、ありがとー。ビスケット？　うん、大好きー！」
やれやれ、おやつにもらったはいいけど、ビスケットも食べるととたんに臭ってくるんだよなあ。
どうしても口の中の水分がなくなるよね。それがいけないのかなあ。乾くと口臭ってひどくなるっていうしね。
しかたない、食べたらまた歯でも磨いてこよっと。

モノ自体は全然臭いなんてしないのに

どうだろうか。思い当たるフシはなかっただろうか。
科学的な根拠はわからない。しかし、これらの食後にただようお口の臭いを苦手と思う人は、少なからずいるのではないか。

そしてもっと注意したいのが、これらが複合された食品たち。
つまり、チーズバーガーや、チーズ味のクリームビスケットなどは、よくよく気をつけて食後にケアをしておくべきだろう。