中性脂肪が高いと一体どんな症状が出る?前兆2つ
- 2016/08/01
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高過ぎる中性脂肪をケアする理由
中性脂肪が高いのは、職場の健康診断で初めて分かる場合がほとんどです。
それでも特に自覚症状は無いのが通常です。
診断結果を聞いてから、中性脂肪対策に取り組んでいる人も多いものです。
ですから健康診断をしていないままの人は、知らぬ間に中性脂肪が体に蓄積してしまいがちです。
そして、ある時突然、循環器系に重篤な疾患をもたらしてしまうケースも目立ちます。
こうなる前に発生する前兆症状もありますので、それを知っておくことで突然の病気を予防できるケースもあるのです。
一般にはぜい肉と称され、見栄えもしない余分なだけの肉のようですが、それなりに有益な役割もあります。
それはエネルギーの貯蔵、保温などと、あながち捨て難いものなのです。
ですから無理に減らさなくても、許容範囲内に収まるレベルには抑えておきたいものなのです。
中性脂肪が引き起こす重篤な症状
中性脂肪の値が高いと、悪玉コレステロールが高くなり血管が硬化しやすくなります。
血管内の壁に中性脂肪が原因の物質が付着して硬くなるのです。
こうなると血管に柔軟性がありませんから、脳出血や脳梗塞などの症状を発生しやすくなるのです。
血液の流れにも抵抗が発生し、心臓にも負担がかかります。
そこで起こる症状に高血圧があります。さらには心肥大や心不全、心筋梗塞をも引き起こす場合もあります。
中性脂肪は基準値を超えるだけで、脂質異常症と言うれっきとした病名もつけられています。
これは心筋梗塞、脳卒中などの生命に直結してしまう原因となりうるのです。
まさにサイレントキラーと呼ばれるのが中性脂肪なのです。
重篤な症状の前兆症状
いきなり死をもたらす恐れの高い中性脂肪なのですが、自覚症状のある前兆症状もあります。
腫れ
中性脂肪異常が遺伝由来の場合には、アキレス腱が腫れたり、肘、膝、指などの関節部分に腫瘤ができたりする場合もあるのです。
このような症状も、全身の疲労などが重ならなければ発症しにくいものです。
いずれの場合も症状が確認できるほどであれば、中性脂肪異常もかなり進行しているものと思うべきでしょう。
基本的には音沙汰も無く静かに着実に死に向かわせるものが、異常な量の中性脂肪なのです。
予防するには、定期健診でしかないでしょう。
それで今、どんな状態になっているか静かに耳を傾ける事ができるのです。
脂肪肝
脂肪肝も中性脂肪が引き起こす症状の一つです。
栄養を摂って運動をしないと、中性脂肪のたっぷり詰まった肝臓が出来上がるのです。
こうなると肝臓本来の機能を損ない、疲れやすくなるだけでなく、肝硬変から肝臓がんへと繋がって行くケースもあるのです。
ぜい肉はまさに中性脂肪そのものです。
太り過ぎを意識し始めたら脂肪肝を気にするのはもちろんですが、人によってはさほど太っていなくても脂肪肝になっている事もあります。
これは内臓肥満、隠れ肥満とも言われる症状です。
この場合の方が、より循環器系への影響も大きく、また認識もしづらいため危険度は高いと言われます。