卓球のTリーグが開幕するが、どんなレギュレーションで行われるのか?
- 2018/10/31
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今年から始まった「Tリーグ」って?
代表選手の活躍もあり、年々人気が上昇している卓球。
そんな卓球界で、2018年10月より「Tリーグ」というリーグ戦がスタートしているのをご存じでしょうか。
このTリーグは日本卓球初のプロリーグとなり、成功すれば卓球選手を志す子供が増えその人気もさらに過熱することが予想されます。
ここではそんなTリーグがどんなルールで行われているのかわからない、乗り遅れたという人のためにそのレギュレーションをご紹介したいと思います。
加盟チーム
Tリーグ初年度となる2018年に加盟しているチームは、男女共にに4つずつ。
男子は埼玉を本拠地とする「T.T彩たま」、東京を本拠地とする「木下マイスター東京」、岡山を本拠地とする「岡山リベッツ」、沖縄を本拠地とする「琉球アスティーダ」。
女子は神奈川を本拠地とする「木下アビエル神奈川」、愛知を本拠地とする「トップ名古屋」、大阪を本拠地とする「日本生命レッドエルフ」、同じく大阪を本拠地とする「日本ペイントマレッツ」があります。
なおこの8チームによる2018年開始のリーグ戦は「Tプレミアリーグ」と位置づけられ、2020年には2部リーグにあたる「T1リーグ」、そして3部の「T2リーグ」が開設される予定です。
大会の流れ
試合はチーム同士の団体戦となり、ホーム・アンド・アウェーおよびセントラル方式で行われます。
レギュラーシーズンは男女共に4チームの総当たり形式となり、7回戦制。
つまり1チームにつき、3×7の21試合を戦うことになります。
レギュラーシーズン終了時に、勝ち点で上位2位に入ったチームがファイナルに進出。
そしてファイナルで勝利をしたチームが、優勝チームになります。
なおレギュラーシーズンは10月から2月まで行われ、ファイナルは3月に開催されます。
試合の流れ
試合は、ダブルス1試合とシングル3試合で行われます。
ダブルスは3ゲーム制、シングルは5ゲーム制となっており、最終ゲームまでもつれた場合は6-6の点数から始まります。
また4試合を終了し2勝2敗だった場合はシングルス1ゲームによる延長戦が行われます。
試合結果による勝ち点は、下記の通りです。
4-0で勝利・・・4点
3-1で勝利・・・3点
延長戦で勝利・・・3点
0-4で敗退・・・0点
1-3で敗退・・・0点
延長戦で敗退・・・1点
選手について
各チームの登録選手は、1チームにつき6人から12人までと定められています。
また、1試合につき4人以上の選手が必要となります。
ダブルス1試合・シングルス3試合なのに4人でも良いのは、1人が1試合で2度出場することも許されているからです。
ただし延長戦以外のシングルスに2度出場したり、ダブルス出場者がシングルス第2試合に出場することは認められていません。
また選手には、直近2年間の戦績や世界選手権・オリンピックの直近4年間の実績によりSSS・SS・S・Aとランクが定められています。
Sランクの選手は最低1チーム1人は登録しなければならない、Aランクは1試合につき2人まで(2019年開始シーズン以降は1人まで)などランクによって制限が設けられています。
卓球で稼げる時代に
卓球でプロになれる、お金を稼げることになればプロを志望する選手はどんどん増えるでしょう。
Tリーグが成功すれば日本卓球が今以上に盛り上がり、そして強くなることは間違いありません。
その第1回となる大会が、今まさに開催されているのです。
これまであまり卓球に関心がなかったという人も、これを機会に観戦をしてみてはいかがでしょうか。
もしかしたらこのTリーグが、卓球の世界にのめり込むきっかけになるのかもしれません。