フィギアスケートは技術か芸術か、ルールは常に揺れている

  • 2018/10/18
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ザギトワ選手で再び問題になったフィギアスケートのルール

ザギトワ選手で再び問題になったフィギアスケートのルール
先の冬のオリンピックで一躍世界のスターになった選手に、フィギアスケートのザギトワ選手がいます。
ザギトワ選手と言えば、秋田犬のマサル君がお世話になっています。
あのマサル君の幸せそうな様子を見て、「マサル君になりたい」と羨ましく思っているオヤジも多々いることでしょう。
もしも銀メダルに終わっていたらマサル君の存在も無かったのですから、オリンピックの金メダルと銀メダルの違いは大きなものなのです。
そんな憧れのザギトワ選手の金メダルは同じロシアのメドベージェフ選手を抑えてのものだったのですが、実はその戦略が疑問視されてもいます。
ルールでは演技時間後半のジャンプの得点が高くなっていましたので、高難度ジャンプを後半に集めて次々と成功したことが金メダルの決め手になったのです。
しかし、個人的には銀メダルのメドベージェフ選手の方に一票投じたかった人もまた大勢いたようです。
ここにフィギアスケートの何たるかが思い出されます。
毎年のように行われる採点競技のルール改正はフィギアスケートに限ったことでもありませんが、最もわかりづらいスポーツではないでしょうか。
かつて伊藤みどり選手がフィギアスケートを勘違いしているとまで言われたこともある微妙な目線の違いとあるべき姿を考えてみました。

 

技術点と芸術点との境は

技術点と芸術点との境は
一見、理解されやすいように採点は技術点と芸術点の2種類に分けられています。
しかし、正しくは芸術的な技術があれば技術的な芸術もあり、どちらも補い合って高めているものではあるでしょう。

・技術点
技術点のメインは、いかに難しいジャンプを正確に余裕で決めるかにあります。
それ以外はどの選手も差が付けられないレベルにあるからです。

・芸術点
芸術点は、演技がどれだけ美的感覚に訴えているかにあります。
全体の演技構成からも採点対象となっていますので、技術点などは広い意味の芸術点の一部ではないかとも思えたりします。
そしてそこには少なからず外見が関与されてしまっても仕方ないだろうと素人オヤジは感じたりもするでしょう。
正直言って、演技以前にルックス、スタイルの芸術性からして総じてロシア人選手は日本人選手より有利になっていても異議を唱えづらいかもしれません。
羽生結弦選手にしても他選手を圧巻しているものにその見栄えがあるのは否めません。

 

技術点偏重は安直なルール

技術点偏重は安直なルール
・回転数はそんなに大事なのか
そもそも一般の人はジャンプを見ていて難易度の高いジャンプの種類なのかどうかはもちろん、回転数すら正しく把握するのは難しいものです。
あまりにクルクル回っていると、見ていて気持ち悪くなったりさえする人もいるのではないでしょうか。
それも短時間に集中させてくれるとますます違和感も感じることでしょう。
こうなると技術は高くても、フィギアスケートとしての得点は与えたくもなくなります。
フィギアスケートではジャンプばかりが見たい訳でもありません。
何気ない直線のスケーティングの最中でも指先の動きや目線の流れとかに、ゾクゾクする観客も多いはずです。
しかし、何気ない細かい技術による芸術点では高いレベルの選手同士で差は付けづらいものがあります。
そこには個人の趣味的な要素だって介入しかねません。
点が高過ぎる、低過ぎるとかの採点問題の火種になりやすいのです。
そんな事情もあってか、難度の高いジャンプで点差を付けようとしたい審判側の都合もあるでしょう。

・観客目線の採点が望まれる
細かい技術の難易度のわからない観客が感動した度合いと、専門家が下した採点結果が違ってくるのは当然ではあります。
それでも見る者があってのフィギアスケートですので、結果に疑問の残りづらい採点方式を追い求めてもらいたいものです。

 

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