Jリーグの外国人枠ってどうなってしまっているの?11人中6人が外国人が出ている試合も?

  • 2018/09/26
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Jリーグの外国人枠はどうなってるの?

Jリーグの外国人枠はどうなってるの?

日本人だけではなく、外国人もプレーしているJリーグ。
11人中半分程度が外国人ということもあり、一体何人まで同時に出場出来るのか気になっている人もいるのではないでしょうか。
ここでは、そんなJリーグの外国人事情についてご紹介をしたいと思います。

 

登録枠について

2018年現在、外国人選手の登録枠は1チーム5名までと定められています。
しかし例外もあり、Jリーグ提携国となっている選手に外国人枠は適用されません。
その提携国の対象となるのは、タイ・ベトナム・カンボジア・シンガポール・インドネシア・ミャンマー・カタールの8ヶ国。
またオーストラリアとスペインも提携国ですが、この提携国枠の制度に関しては対象外となっています。

 

出場枠について

Jリーグにおける、外国人選手の登録枠は5人。
ただその全員が同時に試合に出られるわけではなく、登録枠とは別に出場枠が設けられています。
その出場枠の人数は、2018年現在で3人。
ただしアジアサッカー連盟(AFC)加盟国の選手に限り、もう1人追加をすることが可能となっています。
そしてさらに、前述した提携国の選手は外国人選手の出場枠に関しもて対象外となります。
そのためAFCや提携国の選手を起用すれば、4名以上の外国人選手を同時にピッチに立たせることができます。
チームの半分程度が外国人選手になるのは、こうしたAFCや提携国による枠を活用しているからです。

 

6人同時出場が話題に

2018年8月26日に行われた、ヴィッセル神戸×横浜FM戦。
この試合でヴィッセル神戸は外国人枠でアンドレス・イニエスタ選手、ルーカス・ポドルスキ選手、ウェリントン選手の3選手を外国人枠で起用。
さらにAFC枠でキム・スンギョ選手、提携国のティーラトン選手とアフメド・ヤセル選手を同時に起用し、6人もの外国人選手をピッチに立たせました。
スペイン・ドイツ・ブラジル・韓国・タイ・カタールと国籍もバラバラで、日本を含む7ヶ国による多国籍軍です。
これはJリーグでは史上初の出来事となり、話題になりました。
そして現状の制度が続くのであれば、いずれこの人数が更新される可能性も十分にあります。

 

外国人枠撤廃も?

外国人枠撤廃も?

現在は、外国人枠は3人までと定められているJリーグ。
しかし提携国の選手を起用すれば、理論上は11人全員が外国人というチームを作ることが可能です。
また実行委員会では外国人枠を撤廃する意見交換もされており、もし実現すれば今以上にJリーグに外国人選手が増加するのは必至。
ただしもちろん、ファンがあってのJリーグ。
日本人選手がピッチに立っていなければ、正直なところその心情は複雑なものになるでしょう。
そのため仮にそれが編成上可能であったとしても、11人全員が外国人選手のチームが現れるというのはあまり現実的なことではありません。
またJリーグには日本サッカーの水準を向上させるという理念もあるわけですから、たとえ撤廃をされたとしても日本人選手の出番がなくなるということはないでしょう。
ただ、外国人選手を何人起用してもいいということになればJリーグの様相が変わりそうなのは事実。
7人も8人も外国人を雇い、大幅に順位がアップするチームも現れるのかもしれません。
もちろんルールに則って行われるわけですからそれが悪いというわけではありませんが、ファンの間で賛否が大きく分かれそうです。

 

Jリーグの外国人枠は

まとめ

このように現在のJリーグの外国人枠は3人。
ただ方法によっては、外国人選手の起用人数は11人まで伸ばせるというのが現状の制度となっています。
果たして5年後、10年後のJリーグはどうなっているのか。
変化が起きやすいJリーグですから、外国人枠もその他の制度も今と全く同じということはないでしょう。

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