空手は世界のスポーツ

空手は世界でも人気のあるスポーツです。
競技人口も多く次回の東京オリンピックでやっとオリンピック競技の仲間入りもすることになっています。
東京オリンピックが始まるまでには空手の経験者になっておいて、オリンピックでの空手競技を経験者目線で楽しみたいものです。
柔道なら昔、高校の授業でやらされたとかで馴染みもありますが、空手と言えばこれまで屈強な大男が取り組んでいる遠くの世界のように感じていた人も多いはずです。
せっかく日本人に生まれたのですから、空手をもっと身近に感じることで得られるメリットを活かすべきではないでしょうか。

空手をするメリット

・くたびれた中年に活を入れる
テレビで空手の演技を見られた方は一様にその凄さを感じると言われてます。
相手と対峙しての空手もありますが、格闘技でありながら相手は自分にあるとの空気感がストレートに伝わってくるものです。
演技している選手の表情は活き活きとしていて、自分もあんな顔になってみたいと思いがちなのがいろいろと疲れた中年でもあります。
別に空手家になる訳でもありませんが、世界の空手に少しでも心得があると言うのは心強いことになるでしょう。、

・筋トレとストレッチを後押しする
空手をやってみれば、ただ型を決めるだけでも切れ味を出すには相当な筋力としなやかな身体の動きが求められるのがわかります。
これを支えるために筋トレもストレッチも否応なく取り組まざるを得なくなります。
筋トレやストレッチは腰痛、肩痛にも効果がありますし、身体の末端からの血行も促進されますので循環器系にも良い効果があるはずです。
こうして気分も若々しくなれるのもはっきりしていますので、もうひと頑張りしていたい中年にはまさにうってつけのスポーツなのです。

・トラブルも空手で解消
街で怪しい人物に絡まれたりしても空手で撃退できると思っていたら、それは大きな間違いです。
勘違いして手を出しようものなら、逆に暴力事件で捕まえられたりしかねません。
それでもどんなピンチの場面でもどこか心にゆとりができてしまうのです。
まずは気持ちで負けないメンタル作りに最適なのです。

・涼しくて安全
空調の効いた室内でのスポーツですので、夏でも熱中症などのリスクも低いものです。
冬は暖かく寒暖差でダメージを受けたりもしづらいのも年配者には有難いです。
でも、打撲などでケガをしやすいような気もしますが、これもやり方次第です。
気持ちが先走ってしまうと、ぶつけなくても筋やなどを傷めたりもします。
そんなことの無いようにゆるゆるの気分で楽しむことを優先しておけば問題ありません。

・子供との触れ合い
子供がいれば子供と一緒に通える道場もおすすめです。
これで子供の成長にもなりますし、共通の話題も増えますし、まさに一石二鳥です。

・海外で披露できる
海外で日本人だと見られると「空手をやってみせてくれ」と言われたことのある方も良くいるそうです。
全く経験が無くても、見よう見まねで「エイッ」と気合を入れて型を見せれば、それなりに納得してくれたりだそうです。
でも、ちょっとでも心得があればもう少しはちゃんとした空手を疲労できたはずです。

するべきは大人の空手

大体、空手道場には小さな子供が多いものです。
そこには子供の頃から心身を鍛えさせようと言う親心が溢れています。
ですが、その中に一緒になってしまおうとはしない方が賢明です。
空手だから気合が大事だと力まず、マイペースで取り組む大人向けの空手を志していれば体力的にも精神的にも無理がかかりません。
そんな競技志向の薄い大人向けの空手道場もありますので、探してみると良いでしょう。
テレビに映っていた選手のレベルに自分を持っていこうなどと思ってはいけません。
いくら良いと言われても何にしても楽しめなければ続かないのは、さすがに心得ているでしょう。
そうしてとにかく続けられてさえいれば十分、空手の効果は得られるはずなのです。