野球のポジションでショートという名称だけ異質な理由とは?野球の豆知識4つ

  • 2018/07/03
  • ライフスタイル・娯楽
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意外と知らない?プロ野球の豆知識

アメリカ発祥、日本においても国民的スポーツと言っても良いプロ野球。
ファンが多いだけに共通の話題になりやすく、取引先の相手と野球の話で盛り上がりスムーズに事が運んだという人もいるのではないでしょうか。
そんな野球の、意外と知られていない豆知識をご紹介したいと思います。

 

「ショート」「遊撃手」の理由

「ショート」「遊撃手」の理由

ピッチャー・キャッチャー・ファースト・セカンド・サード・ショート・ライト・センター・レフト・・・。
投手・捕手・一塁手・二塁手・三塁手・遊撃手・右翼手・中堅手・左翼手・・・。
こう並べた時に、1つだけ異彩を放つショート(遊撃手)。
一体なぜショートだけこんなにも浮いた名前が付けられているのか、その由来は何なのか・・・。
気になっている人もいるのではないでしょうか。
略されて「ショート」と呼ばれることが多いですが、ショートは正式には「ショートストップ」という名前です。
19世紀ごろの野球では、現代のような内野4人制ではなく5人の選手が守っていました。
ファースト・セカンド・サード。
そしてあと2人、ピッチャーの両サイドに守っている選手がいました。
その2人の選手は打者から近い所で守っていることから(ショートバウンドを止めるからという説もあり)「ショートストップ」と名付けられ、その名称が現代野球のショートにも繋がっています。
そしてそんなショートを遊撃手と名付けたのが、ベースボールを野球と訳した人物であり自身も野球選手であった中馬庚。
野球に日本に伝来した当初、ショートはまだ現在の二塁と三塁の中間に位置するのではなく状況により守備位置が変化するポジションでした。
そんなショートストップというあちこち動き回るポジションを軍隊の遊軍に例え、中馬庚は遊撃手という名前を付けたのです。
かつてのショートは現代の形ではなく別の場所を守っていた、そしてその役割に合った名称が付けられた・・・。
これが、「ショート」「遊撃手」という名前が付けられた理由です。

 

外野フェンス間際が土色になっている理由は?

外野フェンス間際が土色になっている理由は?

野球場の外野フェンス間際は土になっていたり、また線が引かれていたりしますよね。
これらは「ウォーニングゾーン」という領域を区別するためのもので、野手に外野フェンスが近いことを選手に知らせています。
打球を獲りたいという気持ちが勝るのかウォーニングゾーンがあっても選手の体がフェンスにぶつかるシーンは少なくありませんが、怪我を減らすのに一役買っていることは確かです。

 

三振が「K」なのはなぜ?

三振が「K」なのはなぜ?

三振をバッタバッタと奪りまくる選手が「ドクターK」と呼ばれているように、野球において「K」は三振を表しています。
では、なぜ「K」なのか?
その理由はいまだ明確にはなっていませんが、特に強い説として「struckの末尾であるkを取った」「Knockoutの頭文字であるKを取った」というものがあります。

 

球場に審判が来なかったらどうするの?

もしも交通事情など何らかの理由で、審判が球場に来れなかった場合、どうするのか?
実はこれについてもルールできちんと定められており、その場合は「両球団の打順表に記載されていない選手・コーチ・マネジャー・職員から2名ずつ選ばれる」ことになっています。
NPBでこのルールが適用された例はまだないようですが、もしその時が来れば野球界はしばらくその話題で持ちきりとなりそうです。

 

様々な豆知識

いかがでしたか?
このように、野球にはファンでもそうそう知らないようなルールや豆知識がいくつも存在しています。
近年は若いファンも増えていますが、オヤジ世代にも依然として人気が高いプロ野球。
知っておくと、どこかで役に立つ時が来るのかも?

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