期待されると力が出ない?W杯サッカー日本代表は期待されていないと強いって噂は本当?

  • 2018/05/31
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開幕日間近!でも・・・

開幕日間近!でも・・・
世界で最も人気があるスポーツ、サッカー。
そのサッカーの世界ナンバーワンを決める大会ワールドカップは、オリンピックと並ぶほどの国際的スポーツイベントに成長しています。
そんなワールドカップは今年はロシアで行われることになっており、その開幕日はもうすぐそこにまで迫っています。
しかし、その割にはどうも日本では盛り上がりに欠ける・・・。
そう感じている人も多いのではないでしょうか?

 

突然の監督交代劇

突然の監督交代劇
開幕日が迫っているのに、メディアでの報道もどこか大人しくあまり期待が感じられないロシアワールドカップ。
その大きな理由として挙げられるのは、やはり日本代表監督の前任であるハリルホジッチ氏の電撃解任でしょう。
後任に就いた西野朗監督は経験豊富な指揮官ですが、監督が変わるということはそれまでの戦術や起用方法もガラリということであり、その結果チームが別物になってしまうことも多々あります。
そんな重要な監督人事を、よりにもよって開幕直前に行うなんて大丈夫なのか・・・。
そのようにファンが不安になるのも無理はありません。
もちろんそんなことは日本サッカー協会も百も承知。
それでも、解任を選ばざるを得ない事情があったのでしょう。
ただこの交代劇がワールドカップへの期待感、盛り上がりを下げてしまった部分は確かにあります。

 

期待されていないと強い?

今年の日本代表は大丈夫なのか。
そのように不安が広がる一方で、実は「日本代表は期待されていないと強い」という説もあります。
1998年のフランス大会から、今年お行われるロシア大会を含み6大会連続でワールドカップに出場している日本代表。
この中でも特に開幕前のチームの期待度、完成度が高かったと言われてるのは、2006年のドイツ大会と2014年のブラジル大会です。
しかし、これらの大会はいずれもグループリーグで敗退。
これまで日本代表の最高順位であるベスト16にランクインしたのは、2006年・2014年に比べると期待度は低かった2002年日韓大会と2010年南アフリカ大会です。
ただ日韓大会は開催地の1つということでメディアには大きく報じられていましたし、南アフリカ大会も解任劇によるゴタゴタなどはなく今年よりは期待をされていました。
この2つと比較をしても、今年のロシア大会は少し異常と言えます。

 

過去に監督交代したチームの成績は?

「期待されていないと強い」。
日本に関しては順位的にはそうなっていると言えなくもないですが、しかしやはり明確な関連性はなく、偶々とも言えます。
それでは、過去にWカップ直前で監督交代した世界の他のチームの順位はどうなっているか。
これまで開幕半年以内に監督交代したケースは、12例。
そのほとんどがグループステージを勝ち残ることなく敗退をしており、ベスト16に進出したのは1994年アメリカ大会のサウジアラビアのみとなります。
やはり監督が交代するという事実がチームに与える影響は大きく、日本が勝ち残るのも困難を極めそうです。

 

日本代表の初戦は6月19日
日本が初めてワールドカップに出場してから、恐らく最も静かにその日を迎えることになる2018年ロシア大会。
しかしそれでも出場する以上は可能性はありますし、選手ももちろん負けるつもり挑むわけではありません。
歴史的に見ても大会直前に監督が変わったチームは苦戦が強いられていますが、しかしだからこそ歴史を変えるチャンスでもあります。
開幕日は6月14日。
そして、日本代表の初戦は6月19日となります。
今年の日本代表は厳しいのでは・・・。
そう言いつつも、その前評判をひっくり返すくらいの活躍をどこかで期待している人は決して少なくはないでしょう。

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