コーヒーの原産地でブラジル・グアテマラとかあるけどそんなに違うのか?

  • 2018/07/06
  • グルメ
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コーヒー豆は世界共通ではない

コーヒー豆は世界共通ではない
普段から口にしているコーヒーも、原産地が違えば別の飲み物になってしまうなどと言う人もいます。
これにはインスタントコーヒー派であれば、特に理解しづらいことでしょう。
さすがにアメリカンコーヒーが薄くて、より高価なコーヒー豆にすればこってりもしてくるのだろうくらいはわかっています。
しかし別の飲み物とは大げさに聞こえますし、そこまで言うならと試してみたくもなります。
そして試してみればなるほどと納得する人は確かに多いことが想像できるのです。
ブラジル産、グアテマラ産などは有名ですが、その他にも世界には多くの国のコーヒー豆があります。
これらのコーヒー豆にはどれだけの違いがどこから生まれているのか、いくつかのコーヒー豆の成り立ちを解説してみます。

 

代表的なコーヒー豆の種類

代表的なコーヒー豆の種類
・ブラジルのコーヒー豆
ブラジルは、コーヒー豆では圧倒的に世界一の生産量を誇っています。
原産地こそエチオピアとされていますが、約300年前にブラジルで栽培が始められると約200年前には世界一の生産国となったのです。
最も流通しているだけあって、コーヒーのスタンダードがブラジルコーヒーの味になっていると言ってもいいくらいです。
馴染み深いだけに広く万人に受ける当たり前の落ち着ける味が特徴です。

・グアテマラのコーヒー豆
グアテマラは小国ではありますが、約150年前からコーヒー豆の栽培が促進され、北中米ではメキシコに次ぐ大生産地になっています。
比較的小規模農園が多いが、独自に質の向上に努めて来た結果、グアテマラ産のコーヒー豆は品質が高いと概ね好評です。
豆本来の酸味、苦みに加えて甘味と芳醇な香りがその特徴になっています。
コーヒーが苦手な人にも飲みやすくなっていると言えます。

・ドミニカのコーヒー豆
周辺諸国に比べると比較的に大規模農園で栽培されていて、生産工程が整備されているためか品質も高くなっています。
すっきりして苦さの中にまろやかさのある味わいで日本人に人気のブルーマウンテンは、カリブ海周辺のコーヒー豆を使っているのです。

・コロンビアのコーヒー豆
コーヒー豆では、世界第3位の生産量を誇っているのがコロンビアです。
本格的に生産が始まったのは約100年前ですが、その質の高さから需要も伸び続けて来たのです。
コロンビアも小規模農園が多いのですが、その分、品質にこだわることができた結果であるともされています。
熟成された豆を厳選して出荷しているため、味わいに深みがあるとされています。
苦さも甘さもそれぞれが両立して口の中で優しいコクとなってしまうかのようです。

・エチオピアのコーヒー豆
コーヒー豆発祥の地とされるだけあって、トラディショナルなファンも多いコーヒー豆です。
古くから伝わる豆本来の旨味を活かした製法にこだわっています。
特にモカコーヒーは目の覚めるような酸味と香りの心地良さで人気になっています。

 

より豊かなコーヒーライフのために

より豊かなコーヒーライフのために
ざっくりではありますがこれだけの代表的なコーヒー豆の特徴でも見てもらったところで、思わぬ関心の湧いてきた人もいるのではないでしょうか。
そう思っただけでもこれからはいちいちコーヒーを飲む度に、これはどこどこ産のコーヒー豆を使っているのではないかと当てに行ったりする自分も想像できます。
そうすることが即ちコーヒーの味わいを楽しんでいることになってしまうのです。
知識によって味覚が肥えてしまい、それはがコーヒーのある豊かな生活をもたらしてくれるのです。
コーヒー豆の知識はたったこれだけではありません。
他にもいろいろな種類のコーヒー豆もありますし、その生産工程も様々なのです。
勉強はすればするほど生活を豊かにしてくれるのは、コーヒーについても例外では無いのです。

 

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