日産の「レッド」と「ブルー」の販売店は〇〇が違うだけ!って知ってますか?
- 2018/07/25
- ライフスタイル・娯楽
- 5684view
- 自動車
- ブランド
- 自動車
- 販売店
日産の「レッド」「ブルー」
日本で人気の車のブランドのひとつが日産自動車です。日産の販売店の看板の中には、「赤色のみ」「青色のみ」のものがあります。これらは、「日産・レッドステージ」「日産・ブルーステージ」となっています。そこで気になるのが、それらの販売店は何が違うのかです。今回は、日産自動車の「レッド」「ブルー」の違いを紹介していきたいと思います。
実は旧販売会社が違うだけ!
日産自動車の販売店で「レッド」「ブルー」の違いは、実は旧販売会社が違うだけとなっています。日産自動車の過去を紐解いていくと、1999年の4月に日産販売店網の再編を行っています。その際に「日産・レッドステージ」「日産・ブルーステージ」ができ、販売店の2チャンネル体制が整ったのです。
当時は、販売しているラインナップが異なっていました。しかし、2007年になると2チャンネル体制は廃止されており、現在では「レッド」「ブルー」関係なく、日産の全車種を購入することができます。そのため、今となっては「レッド」「ブルー」の違いは、旧販売会社の違いでしかないのです。
「レッド」の旧販売会社と特徴
「日産・レッドステージ」は、スカイライン販売会社の「日産・プリンス店」とサニー販売会社の「日産・サティオ店」、パルサー販売会社の「日産・チェリー店」を統合させて誕生しました。「レッド」の特徴は、スポーティーな車を販売することに力を入れており、スカイラインやサニーが主力車種となっていたのです。
「ブルー」の旧販売会社と特徴
「日産・ブルーステージ」は、ブルーバード販売会社の「日産店」とローレル販売会社の「モーター店」を統合させて誕生しました。「ブルー」の特徴は、セダンやファミリー層に向けて販売することに力を入れており、ブルーバードやローレルが主力車種となっていたのです。
「レッド」「ブルー」の廃止理由
日産自動車では、2007年に「レッド」「ブルー」の色分けを廃止しています。1999年以降、2チャンネル体制で販売していた日産自動車ですが、10年持たずして販売体制は崩壊したのです。
2チャンネル体制崩壊の理由は、多くの新型車を供給することができなかったためとされています。多くの新型車を供給することができれば、ラインナップで差別化ができ、2チャンネル体制を維持することができたでしょう。しかし、差別化できるだけの新型車を供給することができず、むしろ値引き合戦の対象となってしまったのです。
その結果、2チャンネル体制は崩壊し、今では「レッド」「ブルー」の違いがなくなってしまったのです。
日産自動車の現状
現在の日産自動車は「レッド」「ブルー」を廃止しており、日産全店舗で全車種を取り扱っています。名残として、「レッド」「ブルー」の看板を見かけることはあると思います。しかし、今となっては全く関係ありません。
また、現在の日産自動車の看板は、白地に「NISSAN」のロゴというのが一般的となっています。日産自動車を利用するときには、「レッド」「ブルー」を意識する必要はないのです。
今となっては「レッド」「ブルー」関係ない!
日産自動車は、かつて「日産・レッドステージ」と「日産・ブルーステージ」がありました。1999年の再編によって、「レッド」「ブルー」の2チャンネル体制となったのです。当時は、販売車種のラインナップが違っていました。しかし、2007年に2チャンネル体制は崩壊することになり、「レッド」「ブルー」の違いは、旧販売会社の違いのみとなったのです。
現在は、「レッド」「ブルー」は廃止されており、どの店舗でも全車種取り扱っています。ですから、「レッド」「ブルー」気にする必要はなく、お気に入りの店舗を利用すればいいのです。