そうめんで夏バテ知らずのオヤジになろう

  • 2017/06/01
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そうめんの定義と他の麺類との違い

夏の風物詩とも言えるそうめん(素麺)はツルツルと喉越しが良くて、夏バテで食欲がない時でもスルリと食べられます。同じ小麦粉が原料で色が白いので「うどん」や「冷や麦」を細くしたものと思われがちですが、実は製法も他の材料もまったく異なります。

まずうどんと比較すると、そうめんは水と練った小麦粉を細く引き延ばす工程で植物油を塗ります。冷や麦とそうめんは今でこそほぼ同じ製法で作られますが、かつての冷や麦は薄く延ばした生地を包丁で細く切っていました。そうめんはよりをかけながら引き延ばすのを繰り返して細くします。この製法を「手延べ」と言い、「グルテン」というタンパク質が多く生成されてコシのある食感になります。

そうめんはグルテンが含まれることで他の麺類よりも栄養価が高く、同じ量なら糖質の多さやカロリーはトップクラスです。そのため暑さで食欲がない時でも食べやすく、少量でしっかりとエネルギーを補給できます。

そうめんは他の麺類よりも栄養価が高く、同じ量なら糖質の多さやカロリーはトップクラスです

美味しいそうめんの選び方

そうめんは主に関西以西で盛んに作られており、特に兵庫県の播磨(揖保)や奈良県の三輪が有名です。最近では大部分が機械化されていますが、細い紐状にした生地に油を塗ったり、熟成度に合わせて引き延ばしたり、麺を箸で均等に捌いて風通しを良くしたりする作業は人間の手で行われている場合があります。長年の勘が独自の味わいや食感を生み出しているのです。

店頭で購入する時は産地や原材料はもちろん、手延べしたそうめんであることをしっかり確認したいものです。人間が携わる工程が多いほど値段に反映されるので、美味しいそうめんを食べるならケチらずに奮発しましょう。

美味しいそうめんを食べるならケチらずに奮発しましょう

シンプルな冷やしそうめんの作り方

そうめんはたっぷりのお湯で茹でます。そうめんに塩分が含まれているので、茹でる時に塩は使いません。お湯の量は1食分100gに対して1リットルが目安です。吹きこぼれを防ぐために深めの鍋を使うと良いでしょう。

沸騰したらそうめんを入れ、パッケージに表記されている時間のとおり茹でます。差し水は茹でムラの原因になるのでしません。茹で上がったらザルにあけ、冷たくてきれいな流水で揉み洗いをします。こうすることでぬめりや臭みが取れます。

そうめんのたれは市販の麺つゆでも良いですが、自分でも意外と簡単に作れます。みりんを鍋に入れて火にかけ、アルコールが飛んだら同量のしょうゆを入れ、煮立ったら1/30のかつお節を入れて火を止めます。最後にキッチンペーパーで濾して冷やしたら出来上がりです。4人前でみりんとしょうゆが150mlずつ、かつお節が10gです。

そうめんのたれは市販の麺つゆでも良いですが、自分でも意外と簡単に作れます。

彼女にそうめん料理を振舞うなら

彼女と一緒にそうめんを食べるなら、流しそうめんの機械を使うと見た目にも食べる時も涼しげです。シンプルに水流で循環させるタイプであれば2,000~3,000円で購入できます。一口ずつクルッと巻いて盛り付けるのもきれいです。ピンク(梅味)や緑(抹茶)、黄色(卵味)など彩りを豊かにすると彼女も喜ぶでしょう。

そうめんは夏だけではなく、1年中様々な食べ方ができます。例えば炒めて食べる「チャンブルー」や温かいつゆで食べる「にゅうめん」は有名です。その細さから広げて使うと、ピザやチヂミなどの生地代わりにもなります。

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