いよいよセリーグも導入?DH制にするメリットとは

  • 2018/03/03
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セリーグもDH制を本格検討

セリーグもDH制を本格検討
守備にはつかない、攻撃専門の選手である指名打者。
DHとも呼ばれており、パリーグのみに用いられている制度です。
しかし「セリーグでもDH制を」という声も高まっており、昨年10月には検討を開始したというニュースも報じられています。
近年中、もしかしたら2019年にもセリーグもDH制になるのかもしれません。
DH制になることによりどのような効果が現れるのか、この記事ではそのメリットをご紹介したいと思います。

 

野手育成が捗る

交流戦では毎年のようにパリーグが勝ち越していますが、その大きな理由として挙げられているのがDH制の有無です。
DH制があれば野手を1人多く起用することができるためバッターを育てやすくなり、結果としてパリーグの方が野手のスターが現れやすい環境になっている部分があります。
広島の優勝もあって、補強より育成の重要性がますます際立っている昨今。
DH制の導入は、そんな近年のトレンドにもマッチしています。

 

打撃に特化した選手を活かせる

打撃に特化した選手を活かせる
打撃は一流だけど、守備はからっきし。
このような選手でも、指名打者なら守備を気にせずにその打棒をいかんなく発揮することができます。
日本に来る助っ人外国人にはそのようなタイプも多く、そうした選手にとって指名打者はうってつけ。
DH制を採用すれば、打撃に特化した選手をより活かすことができます。

 

先発投手が育ちやすくなる

まだ球数には余裕があり打ち込まれているわけでもないのに、攻撃に転じるために代打を出される。
セリーグにはこういうシーンがよくあります。
もちろんそれが悪いわけではなく作戦の内なのですが、完投能力の高い先発投手を育てるためにはネックとなっている部分もあります。
DH制では代打による投手交代は起こりえませんので、そのぶん先発投手も長い回を投げる機会が増えます。

 

投手が投球に集中できる

投手が投球に集中できる
パリーグの場合は投手が打席に立ちませんので、そのぶん投げる側からすればセリーグよりも気を抜くことができません。
ただその一方で自分が打席に立つこともないので投球に集中できるというメリットがあり、塁に出て走り疲れるといったこともありません。
また普段の練習でもバントなど攻撃面のことはしなくて済みますので、そのぶん投球練習に時間を使うことができます。
このようにDH制には、投手が本来の仕事に専念できるというメリットがあります。

 

打つ気のない投手の打席を無くせる

試合の終盤になるとリードしている方の投手が明らかに打つ気のないスイングをしたり、ただ立っているだけというシーンがセリーグではあります。
これは投手が塁に出て疲労するのを防ぐという作戦なのですが、観客からすれば結果がわかっている打席だけに物足りなさも残ります。
DH制にすればそういうシーンも無くなり、常に投手と打者の対戦を楽しむことができます。

 

デメリットは?

DH制にはこのようなメリットがあります。
ただこうしたメリットばかりではなく、DH制にはデメリットも存在しています。
セリーグは野手に比べると明らかに打力が劣る投手を打線に入れていることで、代打のタイミングやその人選という戦術・駆け引きを楽しむことができます。
また投手がヒットを打つとその意外性から盛り上がりやすく、打撃が好きな投手も存在しています。
DH制の有無によりセリーグとパリーグそれぞれに違った楽しみ方が確立されており、セリーグもDH制を導入することはその差異を無くしてしまうにも繋がります。
そのため、セリーグはDH制を導入すべきではないという意見も少なくはありません。
果たして、セリーグはどのような判断を下すのか?
仮に導入ということになれば、プロ野球界に大きな影響を与えることは間違いないでしょう。

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