運動会でケガをしないための準備運動3つ

  • 2017/06/03
  • ライフスタイル・娯楽
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  • 加藤薩樹
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子供の前でカッコイイ姿を披露したい!

運動会では急になれないことをして怪我をしてしまうオヤジが後を絶たないのであります。
運動会といえば主役はもちろん子どもたち。しかし最近では保護者の参加競技も増え、家庭や地域までが一体となって運動会を盛り上げようという風潮が強くなっています。

そんな影響もあり、運動会で保護者リレーや障害物競走、玉入れ、綱引きなどに駆り出されるお父さんはすごく多いんですね。子供の前でカッコイイところを見せたいと思うのは親として当然ですし、ついつい力が入ってしまうわけですが…残念なことに、急になれないことをして怪我をしてしまうオヤジが後を絶たないのであります。

今回は、とにかく怪我を予防するために、競技ごとに特に有効な準備運動をご紹介しましょう。怪我をして「いててて…」なんて言ってたら子供に馬鹿にされちゃいますからね。

 

走り出したらいきなり!脚の「攣り(つり)」を防ぐ

走り出したらいきなりくる脚の「攣り(つり)」を防ぐ方法。
普段、走るトレーニングをしている人であっても緊張状態であれば脚が攣ってしまうことはよくあります。皆さんもオリンピックの短距離種目などでスタートの直後に太ももの裏側が攣ってしまい無念のリタイヤとなった選手を見たことがあると思います。

走る場合に怪我をするのはほとんどが脚の裏側です。ふくらはぎやハムストリングスですね。逆に前面の大腿四頭筋は筋肉痛になることはあっても怪我になることはあまりありません。

そこで、行いたい準備運動は二つ。一つ目は一般的なアキレス腱伸ばしです。注意点としては上下に小刻みに動きながら行うこと。動きながら行うストレッチのことを動的ストレッチと呼びます。逆に筋肉や腱を伸ばした状態で静止する方法を静的ストレッチと言います。静的ストレッチは運動後の疲労抜きには適しているのですが運動前の準備運動にはマッチしません。逆にパフォーマンスを低下させる原因になるので注意が必要です。これは別の部位の準備運動にも共通して言えることです。

二つ目は大腿部のウォーミングアップです。これは手を壁などについて体を軽くささえ片足立ちになり、浮かせた脚を伸ばした状態で太ももの付け根から前後に大きくぶらーんぶらーんと振ります。脚の回転もスムーズになり、転倒防止にも役立ちますよ。

 

玉入れでけが人続出!肩の怪我を防げ!

玉入れでけが人続出!肩の怪我を防ぐ方法は?
物を投げるという行為もなかなかある程度歳をとってしまうと普段行わない動作となります。ついつい玉入れ競技でエキサイトしてしまうと肩や肘を傷めてしまうもの。ただでさえ五十肩なのに…。

というわけで肩を傷めないための準備運動です。物を投げる時重要なのは肩関節と肩甲骨です。この両方が連動してスムーズに動くようウォーミングアップすることが大切なのです。

そこで、利き手側の腕を肘を伸ばした状態でぐーっと反対側の方へ引き寄せます。反対側の手で肘を押し、肘の裏側を大胸筋へとくっつけるイメージです。この時肩関節だけでなく肩甲骨も引き伸ばされている事を確認してくださいね。

この動作を数回行ったのち、ぐるぐると軽く肩を回します。この時も肩甲骨がしっかり動いていることが大切になります。

 

綱引きで背筋断裂?!背中のストレッチ

綱引きで背筋断裂?!背中のストレッチが重要。
最後は綱引き前の準備運動についてです。綱引きはその名の通り「引く」動作がメインとなりますから最も負担が掛かるのは背筋になります。

背筋のストレッチとしてはまずは前屈。脚から背中までしっかり動的ストレッチで伸ばしていきます。その後は上体捻りですね。左右に大きく捻ります。この二つの動きで体の背面は十分ほぐれたはずです。

脚から背中までしっかり動的ストレッチで伸ばしていきます。
余裕がある場合は手首を外側に反らしながらゆっくり肘を伸ばし、前腕と上腕二頭筋も伸ばしていきます。引く動作を行い場合、上腕二頭筋もかなり緊張しますからね。

せっかくですから、楽しい思い出となる運動会にしましょう!

 

この記事の作者

加藤薩樹
加藤薩樹
フィットネス関連の記事をメインに執筆させて頂いております加藤と申します。トレーニングテクニックやサプリメント等々、全て自分で実践しハッキリと効果を体感できた情報だけを皆様とシェアしていきたいと考えております。 体が変われば心まで変わります。そしてハッキリ言ってモテるようになります!私の記事が皆様の充実したオヤジライフの一助となれば幸いです。宜しくお願い致します。
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