サラリーマンでも馬主になれる!?一口馬主で競馬を楽しもう
- 2017/02/22
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一口馬主とは?
競馬を楽しんでいるとふと馬主になってみたい気持ちになることはないでしょうか。演歌歌手の北島三郎さんや元プロ野球選手の佐々木主浩さんなども馬主として活躍して憧れます。しかし、馬主になれるほどお金がないという人も多いでしょう。そんな人におすすめなのが一口馬主です。一口馬主とは商品ファンド法に基づいて競走馬一頭を40口~500口程度に分割し出資する形態の疑似馬主システムのことです。簡単に説明すれば馬主資格を所有していない個人でも共同で出資して馬主感覚を味わうことができるようになっているのです。もちろん、馬主感覚なので出資した競走馬が活躍して賞金を獲得すれば口数に応じて賞金が配分されます。
一口馬主で活躍するのか?
気になるのが一口馬主となっている競走馬が活躍するのかでしょう。意外にも一口馬主の制度を利用している競走馬でもG1や重賞を勝っている競走馬がたくさんいます。2015年皐月賞・ダービーの2冠を達成したドゥラメンテや有馬記念やジャパンCなど国内外G1を7勝しているジェンティルドンナも一口馬主の制度を利用した競走馬だった。すべての一口馬主で購入される競走馬が活躍するわけではないので注意が必要だが夢があるでしょう。
カンニング竹山さんが一口馬主で話題に
実は2月5日に東京競馬場で開催された東京新聞杯(GⅢ)で優勝したブラックスピネルも一口馬主を利用して購入された競走馬で芸人のカンニング竹山さんが一口馬主だったことで有名です。今回の優勝で賞金の一部が竹山さんにも入ることになっています。一口馬主になることで違った角度から競馬を楽しむことができるでしょう。
一口馬主になるには?
一口馬主になるにはクラブに会員登録して一口馬主の募集馬から出資する馬を選ぶ必要があります。現在は20近くのクラブが一口馬主を募集しています。大小さまざまなクラブがあるだけに募集口数や募集価格などクラブによって全然違います。多くのクラブがHPで情報を記載しており無料の資料請求などができるようになっているので自分のスタイルにあったクラブを選ぶのがおすすめです。
一口馬主に必要な費用は?
一口馬主に必要な費用は大きく分けて5つです。
1.入会金
2.競走馬出資金
3.月会費
4.維持費出資金
5.保険出資金
入会金はクラブに入会するときに必要となります。競走馬出資金は一口馬主を募集している競走馬の出資金であり1口いくらとなっています。競走馬によって一口の金額が違いますし、募集口数も競走馬によって違うので注意してください。月会費とは会員費のようなもので毎月支払う必要があります。維持費出資金とは出資馬の飼育管理費用です。育成費や厩舎預託料などが維持費出資金から払われます。保険料出資金とは毎年1回出資馬の競走馬保険として支払います。これによって出資馬に不慮の事故が起こった場合にも保険金に応じて分配されます。このように一口馬主の費用は出資金以外にも多くあります。なかなか一口馬主になるにもお金が必要となりますが、本当の馬主になることを考えれば簡単です。競馬を馬主感覚で楽しみたい人はぜひ一口馬主に挑戦してみてはどうでしょうか。