競輪で負けても社会の役に立っている!
- 2017/02/19
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近ごろよく目にする競輪の補助事業
朝一番にモーニング競輪を戦い、日中は昼間開催のバンクへ足を運ぶ。そして、ナイター開催へとハシゴした後は、家に帰ってミッドナイト競輪を打つ!
こんな生活をしている競輪中毒のオヤジも一人や二人はいるでしょう。自分のお金でやる分には、どんどん戦ってくださいとは言わないまでも、個人の自由に口を挟みません。しかし、普通に考えれば、負けが込むのは避けられないでしょう。それも立派な社会貢献ですから、ある意味で胸を張ってもいいかも知れません。
と言うのも、最近、街中であの車輪のマークを見かけることが増えた気がするからです。競輪のシンボルマークというか、ロゴマークですね。あれを付けた車が走っているのをよく見かけます。車体には競輪補助事業と書いてあることもありますね。また、もっとわかりやすく、レーサーが数台並んだイラストや、KEIRINの文字が入った車もあります。見たことありませんか?
日本のギャンブルスポーツは、元々、国や地方自治体の収益源として各種の社会貢献を行ってきた背景があります。それは今でも変わりませんが、それだけではなく、直接的に経済的支援を行うようになっているのです。
競輪の補助事業には、50億円近いお金を使った各種の事業があります。街中で見かける車両の整備などはホンの一部分に過ぎません。社会福祉に関する事業だけでなく、公益一般についての事業や震災など災害に対する援護や支援事業、また、研究事業など実に幅広い分野で補助事業を展開しています。
競輪で負けなくても社会貢献になる!
今日も車券で負けてしまったときの自分への言い訳に使ったとしても、競輪の補助事業の値打ちが下がるわけではありません。しかし、どうせなら負けないで、いや、勝って社会貢献をしたいものです。あたり前ですが、競輪などのギャンブルスポーツでは、オヤジが勝とうが負けようが、主催者には関係のない話しなのです。投票券の売得金に応じた収益が決まりますので、勝ち負けはお客同士のお金のやりとりに過ぎません。
そうとわかれば、競輪で勝つ方法を極めるしかないですね。しかし、それが一番の問題なのです。
ちなみに、競輪は中央競馬と違って、地方競馬やボートレース、オートレースと同様に、各地の主催者が個別に開催を行っています。そのため、統一的な運営ができるようにJKAという自転車競技法と小型自動車競走法に活動根拠を持つ法人が存在しています。JKAは競輪だけでなくオートレースも実施しているわけです。
そのJKAが競輪補助事業の実施主体となっています。つまり、競輪だけでなく、オートレースで負けても(勝っても)、社会貢献につながっていることになります。競輪やオートレースをやっていると言うと、なにかと変な目で見られることもあるのが世間です。
しかし、自治体に納める分だけでなく、補助事業でも社会貢献に役立っていることは紛れもない事実です。声を大にして叫ぶほどのことではないかも知れませんが、車券オヤジも捨てたものではありません。あとは、如何に負けを減らすかを考えましょう。