パチンコは投資なのか、ギャンブルなのか
- 2018/05/14
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辞書上の定義では、やはりギャンブル
投資……利益を見込んで、ある事業に資本を投下すること。出資。
賭け……金品を出し合い、勝ったものがそれを取る約束でする約束でする勝負事。
手元にある国語辞典には「投資」と「賭け」について、上のように述べられています。これらの定義をみる限り、やはりパチンコは賭け=ギャンブルと呼ぶのにふさわしいと考えられるのです。
確かにパチンコを打つ人は、利益を見込んで台の前に座り、自分の資本を投下してはいます。しかし、出資している対象は「事業」ではなくただのパチンコ台。いくらパチンコ台に金額を突っ込もうと、それが成長して利益を生んでくれることは考えられない……まあ、ホールやパチンコ台メーカーは、結果として成長するのでしょうが。
やはり間にホールという胴元がいるとはいえ、勝った者が賭け金を取っていくというギャンブルの定義の方に、ピッタリ当てはまるというものです。
パチンコは良心的なギャンブルだと知っていました?
ならば、宝くじはどうでしょうか?
宝くじも地方自治体などの胴元がいるものの、勝ったものが掛け金を取っていくというシステムですから、定義では明らかにギャンブルなのです。しかし、この宝くじ、他のギャンブルと比較しても胴元がかなり強い。ウィキペディアによると宝くじの売上から払戻率を引いた分、つまり胴元がかすめ取っていく割合は売上の実に50%強!!というではないですか。
参考までに、競馬や競輪などの公営ギャンブルは25%強となっていますから、いかに宝くじの胴元が強欲なのかがわかると思うのです。
ね、宝くじなんて当たらないんですよ。
一方でパチンコの場合はどうか?と調べてみると、諸説あるもののだいたい10〜12%程度が胴元(ホール)の取り分。宝くじはおろか、公営ギャンブルと比較してもずいぶん良心的。ギャンブルの中でも、勝てる余地がまだあるのがパチンコだといえそうです。
確率の上に成り立つパチンコ
「パチンコって単なるギャンブルやなしに、確立のものってわかってる?」
こんな話をしてくれたのはパチンコを生業にしている知り合い、それを聞いて犬助はハッ!!とさせられたものでした。
その知り合いは続けます。
「大当たり確立が300分の1の台があったとして、勝てる・負けるをどこで判断する?」
大当たりで6,000円出ると仮定するならば、6,000円を台に突っ込んでプラス・マイナス・ゼロになります。ということは6,000円で1回当たりを引かなければならない=300回デジタルを回転させて、初めて勝負になるというのです。
ということは、6,000円で1,500発玉を借りたならば、5発に1発はチャッカに入賞しなければ勝負ができない計算になります。
もちろん300分の1だからといって、必ず300回目に大当たりが引けるというわけでもないし、逆の可能性もあるだろう。5回に1回入賞させられる台なんてまずない。
でも、前日の出玉を見たり、釘を見たり、ホールや台の特性を研究することで、確立を上げることはできるし、それができなれけばパチプロなんてやってられない。
「いやあ結構、たいへんやねんで」
これは今から30年ほど前に、パチプロが語っていた話。
それからパチンコを取り巻く環境はずいぶん変わりましたし、今では釘を見るということ自体なくなった、何て話を耳にしたりもします。しかし「パチンコ=努力で確立を変えることができるギャンブル」という本質自体、今も変化していないのではないでしょうか?まあ、彼が今でもパチンコを生業にしているかどうかは、定かではありませんが。
「比喩的な意味」で、パチンコはギャンブルではない
パチンコは明らかに投資ではありません。
しかし、比喩的な用法としてのギャンブル「結果を運にまかせる」とか「一か八か」といった意味においてはギャンブルではないのではないか?と、犬助は考えるのです。
なぜなら胴元であるホールは良心的ですし、勝てる確立を上げる方法も存在しているのですから。ただ充分な元手もなしに、勝てる確率を上げる研究もおこなわないでパチンコに出向くというのは、それこそギャンブルほかありませんし、もっというならわざわざ負けにいくようなものなのです。
確立を上げるための研究を怠らないものが勝つ!!なるほどなあと思ったのですが……これってパチンコに限らず、仕事でも、恋愛でも、何にでも通じることであり、真理だと思うのですがいかがでしょうか?