「私は性欲処理機なの?」と妻を悩ませる夫の身勝手な言動4つ
- 2018/01/07
- ライフスタイル・娯楽
- 2107view
- 結婚/育児
- ケンカ
- 夫婦
- 妻
- 家庭
- 離婚
妻の気持ちを無視していませんか
セックスレスに陥る夫婦がいる一方で、夫からの“セックスの強要”に悩む主婦もいます。
「セックスレスで悩む夫婦もいるのだから、何歳になっても体を求めてくれる旦那に感謝しろよ」と思うオヤジもいるかもしれませんが、まるで“性欲処理機”とも言える扱いを受けていたらどうでしょうか。
もし、あなたが「セックスできればいい」「射精できればいい」と、妻とのセックスを軽んじているのだとしたら、考えを改めたほうがいいかもしれません。
これから紹介する「私は性欲処理機かもしれない…」と妻を悩ませる言動に心当たりがあるオヤジは、くれぐれもご注意ください。
妻の体調が悪い時に体を求める
妻が熱で寝込んでいたり、仕事や育児で疲れているといった時に、「まぁ、いいじゃん」「寝てるだけでいいから」と言って、体を求めたことはありませんか。
例え、妻がマグロであっても、体調が悪い時のセックスは肉体的にも精神的にも辛く、何よりも体を労わってくれない夫に対して怒りや悲しみが沸いてきます。
「生理だから」と断わられてもお構いなし
生理中のセックスは「血の問題さえクリアしたらOK」と思われがちですが、それは大きな間違いです。
生理中は腹痛や腰痛が起こりやすく、気分も沈みがち。
心身共に万全ではない状態なので、生理中のセックスを嫌がる女性は少なくありません。
生理は男性に起こらない現象だからこそ、女性の気持ちに寄りそうことが大切です。
「口でして」と言う
「口でして」という言葉には、自分さえ気持ちよくなればいいという本音が現れています。
「射精できればいい」「妻の体には興味がない」とも取れる言葉です。
妻に気持ちよくなってほしいという気持ちは微塵もなく、愛情を全く感じられない夫の身勝手さに妻の心は深く傷きます。
「お前に拒否権はない」と言って強引に迫る
妻を人間扱いしていないとしか思えない言葉です。
「俺はSだから」「強引に襲ったほうが興奮する」という理由で、強い言葉を使って体を求めるオヤジもいるかと思いますが、妻の合意がなければ暴力に等しい行為ではないでしょうか。
『夫婦間でも強姦罪が成立する』という事実
体の求め方によっては、夫婦であっても強姦罪に問われるリスクがあります。
「夫婦なのに強姦罪なんておかしい」と疑問に思うかもしれませんが、強姦罪には夫婦間で成立しないという規定はありません。
他人でも夫婦でも友人でも、要件が揃っていれば強姦罪として認められます。
相手の抵抗を著しく困難にする暴行または脅迫があった場合、夫婦であっても強姦罪が成立する可能があるため、強引に迫ったことがあるオヤジは要注意。
妻が警察署に駆け込んだり、密かに証拠を集めて離婚および慰謝料請求に発展することも考えられます。
“性交渉の拒否”は離婚事由になる
妻の気持ちは一旦置いておいて、「夫婦なんだからセックスしたい!」と思うのは当然のことでしょう。
「夫婦なんだから、セックスを拒むほうがおかしい」という意見も、一理あります。
“夫婦間の性交渉の拒否”は法律的にどうなのか?というと、「夫婦は絶対にセックスをしなくてはいけない」という法律はありませんが、長期に渡る性交渉の拒否が「婚姻を継続しがたい重大な自由」として離婚が認められたケースもあります。
ただし、年齢や肉体的・精神的な理由でセックスができなくなった場合は、離婚事由にならないようです。
自分本位にならないように
「仕事で疲れているから口で抜いてほしい」という日があってもおかしくありませんし、愛しているからこそいつでもしたくなるものでしょう。
ですが、それを行動に移すと、妻の心を傷つける可能性があることを知っておかなくてはいけません。
自分本位にならず、愛のあるセックスで妻を満たすことも夫の役目だと思って、言動を改めてはいかがでしょうか。