妻との喧嘩には負けて勝つことが大事
- 2017/09/26
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家庭内マウンティング
ヤジアップ世代の男性の中には熟年離婚の恐怖を感じている方もいるかと思います。とくに自分が定年後も妻が働いているケースでは、妻に負担がかかることは誰もが想像できるはずです。確かに、今は自分の方が収入が高いかもしれませんが、それが逆転するのも時間の問題です。
もちろん、今まで稼いできた金額を考えて、自分の方が家庭に貢献してきていると思うかもしれません。ただ、ヤジアップ世代の男性の場合、子育ては妻に任せきりの方が多かったはずですし、妻がいなければ掃除も洗濯も炊事も出来ない人がいることは確かです。
妻に家庭内での権力を握られたくない人であれば、定年後も妻より稼ぐか、定年になる前から家事を覚えておく必要があります。しかしながら、家庭内において、妻より上の立場で居ることはさほど重要でないことも知っておく必要があります。
結婚をすると忘れる女性の特徴
恋愛期間中には、女性がどのような生き物かということを考えながら付き合いを続けてきた人も結婚をすると、すっかりとそれが抜け落ちがちです。例えば、女性は悩み事の相談に結論を求めていないことが多いはずですが、男性はその悩みに対して結論を付けたがります。恋愛期間であれば「女性はそのような生き物だから仕方ない」と受け流していたかと思いますが、結婚をした途端に「なぜ俺がアドバイスをしたのにそれに従わないのだ」と考える人が増えます。
女性にとって、このようなことはストレスになります。でも、結婚をしたわけですから、この程度のストレスで離婚を考えたり、夫に対してキレたりすることは少ないでしょう。大抵の女性は「まぁ、仕方ない」と受け流すか、夫の機嫌を取るはずです。
ただ、夫にも限度や限界があるように、妻にも限度や限界はあります。妻がいつこれを迎えるかといえば、子どもに問題が発生したときや、子どもが独立したとき、夫が定年を迎えたときに辺りに集中するかと思います。
支え合いとケンカは背中合わせ
結局のところ、夫婦はお互いを必要としながら生活をしています。出来ない部分を補う役割を担うことや、2人いるからこそ実現できることもあるでしょう。男性の中には自分の収入が妻より多いことばかりに気持ちがいき、一歩間違えれば「誰のおかげで生活できているんだ」などと考えてしまうかもしれません。でも、実は女性も同じことを考えているのです。お金がなければ生活ができないということはありませんし、別に夫がいなくても女性がひとりで生活することもできます。ただ、男性は自分がいなければ妻は生活できないと思い込み、それを妻に植え付けようと必死になっているだけです。要するに現実を見ていないのです。
この点、女性の方が現実を見ています。自分がいなかったら、この人は生活していけないだろうなと思いながら離婚せず夫を支えているのです。どちらかといえば、妻の方が夫の取り扱いに慣れており、夫に合わせようとする能力も高いはずです。男性においては、妻とのケンカに勝つことを考えず、負けておくくらいが、バランスが取れるかもしれません。