50歳以上の婚活もあり?熟年再婚のメリットとは?
- 2016/11/06
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老後も寂しくない
熟年再婚の動機としては「寂しさを埋めたい」というものが多いかと思います。若くて健康なうちは想像できないかもしれませんが、人間、年を取ると徐々に体のあちこちが不調になり、老いていく恐怖との闘いが始まります。現実問題として、独居生活は介護の問題もあり、「子供へ迷惑をかけたくない」「世間との接点がないと所在を伝えることが難しい」など、切実な老後問題も関係しています。老後の寂しさや恐怖を埋めるにあたっては、はやりパートナーの存在が大きいでしょう。
熟年再婚をする人で多いのが、離婚後は長い間独身だったというケースです。もちろん、離婚を機に「久しぶりの独身生活を謳歌しているという人もいますが、高齢になればばるほど、「独身はつらい」という気持ちが強くなる傾向にある様です。経済面の不安もありますが、人生において「人間は一人では生きていけない」ということをしみじみと実感しているのかもしれません。最近では熟年離婚に比例して、高齢で再婚する「熟年再婚」の数も増えていますが、熟年再婚のメリットは何でしょう?ここでは、熟年再婚を検討している男性向けに、そのメリットや注意点などを紹介しています。
失敗を繰り返しにくい
熟年再婚のよいところは、「夫婦関係がうまくいくケースが多い」という事です。若い頃の離婚は、男女ともに「まだまだ自分に合った新しいパートナーがいるはず」と、強気な姿勢があるためか、相手を失っても「反省や学習」をしようとしません。しかし、高齢での再婚となると、「二度と同じ失敗を繰り返してはいけない」という気持ちが強くなるため、相手を思いやる気持ちが自然と生まれます。
一度失って夫婦の大切さに気付いた人は、男性も女性も、「結婚生活とは何か」について真剣に考える様になります。何より、「一緒にいてくれる」というありがたみを以前よりも実感できるため、感謝の気持ちも自然と芽生えやすいものです。
シニアライフが充実する
熟年再婚のもう一つのメリットはシニアライフが充実するという点です。若い頃の夫婦生活は、何かとせわしなく、ゆっくりと二人の時間を取ることが難しくなります。特に子供がいれば尚更で、20代~30代の夫婦生活は、子育ての思い出が中心というケースも多いかと思います。それはそれでかけがえのない貴重な時間ですが、「夫が集中するべきは仕事」「嫁が集中するべきは家庭」という具合に、子育ては家庭を維持することに専念するあまり、お互いに対しての気遣いが薄れていく例も少なくありません。
熟年再婚では、お互いにゆっくり時間をとることが出来るため、2人で共通の趣味を楽しんだり、二人だけの時間を贅沢に使えるというメリットがあります。もっとも、離婚する前に「お互いに思いやる気持ち」を持つことが理想ですが、失敗を機に「同じ過ちを繰り返さない」と心がけ、再婚相手と長く寄り添って生活していくという選択肢があってもよいのではないでしょうか。