備えあれば憂い無し?!防災用非常食にはアレがおすすめ!
- 2018/09/09
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台風に地震!災害列島日本!
我々の住む日本は小さな島国ですが、どういうわけかとにかく地震や台風といった災害にしょっちゅう見舞われています。既に防災や減災への対策はいろいろととられてはいるのですが、それでも毎年死者や行方不明者が一定数は発生してしまいます。
最近は、万が一の際ライフラインが断たれてしまっても、しばらくの間は自力で生きるための防災グッズや非常食が人気となっています。
人間が生きるためには衣食住の三つが必要ですが、中でも「食」に関しては死に直結してしまうため確実な備えが必要といえるでしょう。
というわけで今回は、台風や地震、更には近隣国との安全保障面も含めて「非常食」に関する情報をシェアしていきたいと思います!
一般的な非常食は?
一般的な非常食といえば缶詰。それに乾パンなどが思いつきますね。非常食にとって一番重要なファクターはこれまで保存性だと考えられてきました。つまり、とにかく腐らないこと、が一番だったのです。ですから金属製の容器に密閉された缶詰や水分がほとんど無い乾パンが非常食としてポピュラーだったのです。これは現在でもあまり変化していません。
非常食に足りないのはタンパク質だ!
しかしよくよく考えてみれば非常食は通常の食べ物より余程栄養価が大切であることが分かります。最低限の量で必要な3大栄養素をしっかり満たせる物でなくては過酷な環境で命をつなぎとめることはできないからです。
特にこれまでの一般的な非常食に足りていなかったのは「タンパク質」です。タンパク質は3大栄養素の中でも最も重要な人間の肉体を形作るものですが、これが不足している非常食ばかりだったのが現実です。
そこで、筆者がおすすめしたい非常食は「プロテイン系のお菓子」です。これはプロテインバーが代表的ですね。
特に米国や欧州製のプロテインバーは消費期限の長い物が多く、栄養価も高いので非常食として備蓄しておくには最適です。非常食全てをプロテインバーにする必要はありませんが、その一部をプロテインバーやプロテインクッキーにしておくことで災害時の栄養状態が明らかに向上します。
プロテイン系スナックの必要量
多くの海外産プロテインバーにはタンパク質が約20g前後含有されています。とりあえず非常事態という事を考えても健康に配慮するならば、体重1kgあたり0.8g程のタンパク質は是が非でも確保したいところですね。
さすがにライフラインがボロボロになっている状況で筋トレに汗を流すことはないでしょうが、人間の体は筋肉以外にも臓器や皮膚は全てタンパク質で作られています。
体重が70kgの人であれば一日に56gのタンパク質は必要です。体重50gの奥さんと、30gのお子さんが一人いると仮定すると毎日90g以上のタンパク質が必要となりますからプロテインバーは5本以上確保しなくてはいけません。
東日本大震災の時などは酷い場所では1ヶ月近くも食力がまともには手に入らない状況となりました。そこまで想定するならばプロテインバーだけでも150本くらいの備蓄は考慮しなくてはなりません。
150本と聞くとすごい量のようにも思えますが、実はそうでもありません。ダンボール箱一つに余裕で収まる量です。
プロテインバーは缶詰よりも重量が軽いですし、筋トレ好きなら日常的に食べますから回転も速いと言えます。そもそも賞味期限は前述した通りかなり長いですから実は災害用保存食として極めて優秀なのです。その他、マルチビタミン&ミネラルといった基礎的な栄養サプリメントも多めに確保しておけば、とりあえずは安心といえるでしょう。