まだまだツライ花粉!うまく付き合う方法3つ
- 2018/04/02
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梅の花や桜など、色とりどりの花や緑が美しくなる春のこの季節ですが、花粉の飛ぶ量が増えて花粉症の人にとってつらいのもこの季節です。
少しでも楽になれるように、事前にできる対策や、自分でできることをご紹介していきたいと思います。
1.お医者さんで診てもらう
・あらかじめ内服薬をもらっておく
毎年花粉症になる人は「また今年もか」と到来の事前予測ができますね。そんな人は花粉シーズンの前に病院で飲み薬をもらっておくことができます。
薬が苦手な体質でなければ、一番楽で症状が気にならない方法でしょう。花粉が飛び回ることが予測される1月から2月頃に診察してもらえば、完璧でないでしょうか。
薬の種類はくしゃみや鼻水に悩まされている人はヒスタミン薬やステロイドが処方されることが多いようです。鼻づまりは抗プロスタグランジンD2・トロンボキサンA2薬、抗ロイコトリエン薬、おなじくステロイドなどが出されます。ヒスタミン薬は昔は服用すると眠くなるお薬でしたが、今は副作用の眠気がだいぶん軽減され改良されているものもあります。
・注目を浴びている療法
「舌下免疫療法」
アレルゲン免疫療法の一つとなっています。アレルゲン免疫療法は自分の体が反応するアレルゲン(スギ花粉など)を注射などをして体内に入れることで、体になじませていきアレルゲンによる急激な反応を緩和する療法です。舌下免疫療法の場合は舌の下に免疫物質を含む薬を入れ、体に慣れさせて反応を抑えていきます。
この療法は花粉が飛んでいる時期だけでなく、決められたある一定の期間(3年など)ずっと服用しないといけないということが、人によっては面倒と感じるかもしれません。
けれどもある一定の期間実行することで、花粉症が治ったり症状が軽減されるので、毎年対策を練るよりも根本的に治したい、という人には向いているでしょう。
2.自分でできる対策
2-1.扉の開け閉め、マスクなど
単純に花粉が家の中に入らないようにするだけでも、だいぶん違うのです。玄関の扉をすぐに閉めたり、窓を開けっぱなすのはこの時期控えましょう。外出時はマスクをしたり、洋服の素材にもできれば気を遣ってみましょう。ウールや毛、綿の素材よりも、表面がつるつるとしているナイロン加工のものが、衣類に花粉がこびりつかなくてよいと言われています。衣類に花粉がつくと鼻までの距離が近いので、体内に花粉を吸いこみやすく危険です。
洗濯物にも花粉が付いているので、取り入れる時にはよくはたくようにしましょう。外出して帰宅した時には衣類についた花粉を払い落としてから家の中に入るようにし、手洗いうがいだけでなく洗顔まですると顔について花粉を吸い込むリスクを防ぐことができます。
2-2.食事
ヨーグルトや甜茶など花粉に効くと言われている食べ物があります。その他、プロポリス、茶カテキン、乳酸菌、玉ねぎなども効果があると言われています。
中でもヨーグルト、プロポリスは4割から半数近くの人が、効果を実感しているようですよ。ヨーグルトは安価で効果が実感されやすいので、花粉で悩んでいる人はぜひ取り入れてみたてはどうでしょうか。お茶も手軽で取り入れやすいもののひとつですが、よく聞く甜茶は意外と2.5割の人しか効果を実感していないというデータがあります。普通のお茶を飲むよりはよいかな、という程度かもしれません。
花粉症と風邪の違いは?
花粉症を今年発病してしまった場合には、この症状が風邪か花粉症かわからない!?ということもあるでしょう。そんな時のために違いをまとめておきましょう。
・一度に咳が続く
風邪の場合は一度に出る咳は2,3回ですが、花粉症の場合は連続して7,8回出るのが特徴です。
・目のかゆみがある
・症状が一向に収まらない
咳や鼻水の症状が1週間以上続く場合は、風邪ではなく花粉症を疑った方がよいでしょう。