寒い冬に体の冷えを取り去る方法
- 2017/02/15
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誤解しがちなダウンの使い方
春まであと一歩というところですが、2月はまだまだ寒いですよね。体の冷えが続くと風邪を引きやすくなったり、うつ症状が出やすくなったりするので、心と体の健康のためにも、もう少しの間、体を冷やさないように注意してくださいね。
外を歩くときには、お腹と腰を携帯用使い捨てカイロで温めるのがお勧めです。体を挟み込むようにして温めることで、内臓の冷えを防ぎます。また、ダウンジャケットやダウンコートを着るときには、なかに着るものは厚着を避けます。カイロを使っていれば、肌着の上に1枚シャツを着る程度でも十分暖かくなります。厚着をした上にダウンを使っても保温性を高めることはできないので要注意です。
また、足の冷えが気になる方は、5本指ソックスを履くようにします。とくに冷えが気になるときには、さらに普通のソックスを重ね履きをすると良いでしょう。靴によっても冷えの感じ方は異なるので、起毛素材の中敷きを入れて調整するのもお勧めです。
体を温めるために寝る前にできること
布団の中がひんやり冷たい場合、起毛シーツを使うことである程度の寒さを防ぐことができます。さらに電気毛布があれば、寝る前にシーツと掛布団の間にセットしておくことで、布団に入った瞬間の不快感を取り去ることができます。羽毛布団を使っている人であれば、体の上に羽毛布団がくるように準備をしておきましょう。
就寝中の電気毛布や携帯用使い捨てカイロの使用は安眠を妨げたり低温ヤケドの原因となったりするので、避ける必要がありますが、湯たんぽを持っている人であれば、大腿部に挟み込んだり、お腹の上に乗せるか抱え込んだりするようにして寝ると体が温まりやすくなります。
家でできる体を温める方法と注意点
足のケアをすることで、冷えを軽減することができます。ケア方法はとても簡単で、まずは足の指を1本1本回したあとに、足の指と指の間に手の指を入れて足首全体を回します。その後、足の裏を手の甲でポンポン叩きます。これでリンパの流れが良くなるので、むくみが取れる効果のあるほか、体を末端から温めることができます。
また、筋トレをすることで、一時的に体が温まるほか、筋肉量が増えることで冷えを遠ざけることもできます。ただし、せっかく筋肉があっても、たとえば肩こりの症状のように筋肉が硬くなっていると、その部分の血流の流れが悪くなり、冷えも出てきます。今さら筋トレは難しいという方であれば、まずは今ある筋肉のメンテナンスから始めると良いかもしれません。
ヤジアップ世代の方で肩こりが酷い場合、自己判断でマッサージをするより、まずは整形外科に受診して、骨や筋肉の状態を診てもらってください。とくに整体などでマッサージをしてもらうと肩だけではなく、首も触られることになります。最近は、頸椎を悪くしている人も多いので、それに気が付かずマッサージを受けてしまうと、体の状態が今より悪くなってしまうこともあるからです。