失敗した!と思ったら直ちに原因の分析に入ろう
- 2017/01/29
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省するより分析しよう
仕事で失敗したら反省を求められるまでもなく、さんざん反省をしてきた人もごく普通にいるものです。
いたって当たり前で感心できる行動ではあります。
そこで外部環境や人のせいが絡んでいたとしてもそれをアピールしてまわるよりは成長の余地のある人物でもあるでしょう。
しかし、「反省だけなら猿でもできる」と言われる通りでもあります。
ただ「もっと注意をしなければ」などと感じいったところで、また同じ失敗を繰り返した覚えはありませんか。
実効性のある反省ができなければ、何の意味も無かった、ただ勝手に落ち込んでいただけと言う事態でしかないのです。
そこには失敗の原因を探り出してどこをどうすれば失敗しなくなるのか正しい分析をする必要があるのです。
自分で責任を被らない
失敗する度に「もっとしっかりしないと」などと思っていて何度も繰り返しているうちに今度は「俺はダメな奴」と思うようになってしまいます。
精神論にぶつけてしまうと、自分を卑下するばかりになってどこか行き詰ってしまうのです。
それよりは、失敗した事を第三者目線で見れると正しい対応に行き着けるものなのです。
第三者の立場としてはいたって気が楽なものとなります。
それは真面目な人であれば「失敗しておいてそんな事でいいものか」などと考えてもしまいますが、そんな考えは負の連鎖を引き起こすだけなのです。
反省すればするほどますます自信を失ってしまうのです。
そうではなくあえて真面目人間から脱却する事で、失敗から自分を高められるようになるのです。
真面目が決していけない訳ではありませんが、真面目もクソ真面目になってしまうとバカの方が増しになると言う事です。
失敗を冷静に分析するために
失敗を繰り返さないためには、その原因を正しく突き止めなければできない事です。
これは実際にはなかなか難しいのです。
それなのに恐縮してばかりでとにかく自分が悪かったなどと思い込んでいては、冷静な分析などできるはずもないのです。
こうして反省は十分したつもりなのに、またしても同じ失敗を繰り返すことになるのです。
そこで自分の失敗であっても自分の失敗では無いとでも言うような感覚が求められます。
見ようによっては全く他人に責任転嫁をしているようでもありますが、このような感覚でいると気分も楽に心も平穏になれます。
こういう状態になれてこそ冷静な分析が初めてできるようになるのです。
生じた現実とそこに至った経緯をつまびらかにするのはかなりの精神労働でもありますので、そこには冷え切った頭が求められるのです。
そして、実効性のある対策がやっと浮かび上がって来るようになるのです。
後はそれを実施するだけなのですから、いかに真面目でない人間が優れているかも理解できるでしょう。
そこにはかつてなかった成功体験をする姿もくっきり見えてくるでしょう。
そして成功したあかつきには、そこは第三者とならずに自分の成果としてバンザイしていこうではありませんか。