大人なら知っておきたい!お葬式・お通夜の基本マナーを紹介
- 2019/03/04
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知っておくべきマナー!
オヤジになれば、お葬式やお通夜に参列する機会も増えます。とは言え、あまり慣れていないため、基本的なマナーを知らない方もいるのではないでしょうか。
お葬式・お通夜での基本マナーを知っておかないと、恥をかいてしまうかもしれません。しかも、マナーを知らないことで、故人や遺族の方に失礼な振る舞いをしてしまうかもしれません。そのため、基本的なマナーは知っておくべきです。
そこで今回は、大人なら知っておくべく、お葬式・お通夜での基本マナーについて紹介していきます。
お葬式・お通夜の基本マナー
<服装について>
お葬式の服装ですが、基本的に男性・女性ともに喪服となります。ただし、お通夜の場合、男性はブラックスーツもしくはダークスーツでもOKです。女性なら、黒もしくは地味な色・デザインのワンピース・スーツでも問題ありません。また、黒い服であっても、光沢のあるものはマナー違反となります。
冬場はコートを着用することがあるかもしれません。そのような場合でも、葬儀会場に入る前に脱ぐのが基本マナーです。焼香場所が屋外の場合、焼香のときのみコートを脱げばOKとなります。
ちなみに、コートは革や毛皮のコートはマナー違反となります。これは、『殺生』をイメージさせてしまうからです。革や毛皮のコートを着用していくのは控えましょう。
<焼香の流れについて>
焼香については、宗派によって考え方や回数が異なります。基本的な流れとしては、まずは焼香台の手前で遺族と僧侶に一礼し、さらに焼香台の前で一礼しましょう。その後、焼香して合掌します。焼香を済ませたら少し下がり、遺族に一礼して席に戻るのです。
式場によっては座って焼香を行う「座礼焼香」、順番に焼香炉を渡していく「回し焼香」を行うケースもあります。座礼焼香の場合は、先ほど紹介した流れと基本は同じです。
回し焼香は焼香炉が回ってきたら軽く会釈し、受け取りましょう。その後、自分の前に置き、遺影に向かって合掌・一礼をします。焼香を済ませたら合掌し、隣に焼香炉を回しましょう。
<香典について>
香典についてですが、まず香典は袱紗(ふくさ)に包んで持っていくのが基本的なマナーです。香典袋が剝き出しの状態で持つのはマナー違反となってしまいます。袱紗の色は、「紫」「藍」「緑」「グレー」などを使うのが基本です。結婚式では明るい色「赤」「オレンジ」などを使いますが、混同しないように気をつけましょう。
また、香典袋の表書きは宗教によって異なります。仏教なら「御香典」「御香料」、神道なら「御霊前」「御玉串料」「御榊料」、キリスト教なら「御花料」「御ミサ料」などです。宗教によって、表書きが違うことを覚えておきましょう。
<お悔やみの言葉について>
お悔やみの言葉を伝える場合、短めに伝えるのがマナーです。故人と親交が深かった方だと、伝えたいことが多くなり、長々とお悔やみの言葉を伝えてしまう方がいます。しかし、それではご遺族の方の負担が増えてしまうため、短めに伝えるようにしましょう。
また、遺族に対して故人が亡くなられた経緯を聞くのはマナー違反となります。遺族の悲しみを増長させてしまうような言動はNGです。さらに、不幸が重なることを連想させるような言葉(「重ね重ね」・「ますます」など)や直接的な言葉(「死去」「急死」など)は使ってはいけないので気をつけましょう。
正しいマナーでお葬式・お通夜に参列すべき!
オヤジなら、お葬式・お通夜での基本マナーは知っておくべきです。マナー違反をすれば自分が恥をかくだけでなく、故人や遺族の方に対して失礼です。そのため、お葬式・お通夜のマナーや知識を身に付けておくことが重要です。そして、お葬式・お通夜に参列した際には、マナーを守って故人との最期のお別れをするようにしましょう。