サンタクロースの国際認定試験を受けるにはどうすればいいのか?

  • 2018/12/23
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サンタクロースをするには資格が必要

サンタクロースをするには資格が必要
正式にサンタクロースとして活動するのであれば、認定試験に合格する必要があります。
これはグリーンランドに本部のある世界的に認められた国際サンタクロース協会が行うデンマークでの世界会議の際に実施するものです。
実際にこの試験を通過して活躍している栄えある公認サンタクロースが約180人いるようです。
この中にはただ1人の日本人、ラテン系ミュージシャンのパラダイス山元さんがいます。

 

サンタクロース国際認定試験の概要

・受験要件
まず、以下の要件が書類で審査されます。
1.既婚者で子供もいること
2.サンタクロースとしての活動経歴があること
3.サンタクロース衣装を着ての体重が120キロ以上であること
4.語学力が一定以上あること
以上の要件を書類審査でクリアしているとみなされれば、以下の実技試験及び面接試験の受験案内が届けられます。

・自宅から既にサンタクロースになること
特筆するべきは、試験会場に向かうために自宅を出る瞬間からサンタクロースの姿でなければならないことです。
ですから、バスや電車、飛行機の中でもあからさまに目立った存在での移動となるのです。
ここで誰もが夏にそんな恰好をしなくても良さそうなものと思うことでしょう。
それに誰もそこまで確認できそうにもないのではないでしょうかとか。

・実技試験
50メートルを走ってから煙突をはしごで登り煙突の中に入り暖炉から出て来ます。
そして持っていたプレゼントを置いて、暖炉の上に置いてあるミルクとクッキーを食べてしまいます。
再び暖炉から煙突の中に入り外に出たところで国旗を振ってからまた降りて50メートル走ってスタート地点まで戻ります。
これを2分以内に行えれば合格となります。
50メートルだけでも30秒はかかりそうですから往復だけで1分かかると思うと、煙突での動きに相当な素早さが求められそうです。

・面接試験
試験官の長老サンタクロースの前で英語もしくはデンマーク語で自己紹介やサンタクロースとしての心掛けなどのアピールを行います。

・服装審査
自作した自国の伝統ある衣装を着用しているかの服装審査も行われます。
市販されていそうなサンタクロースの衣装を借りてくるのではなく、オリジナルのものを工夫してこしらえていなければならないようです。

・朗読審査
世界会議に参加した公認サンタクロース全員の前にしてステージから宣誓文を朗読します。
ここではサンタクロースが公用語としている「ホ~ホ~ホ~」の発音が審査されるようです。

 

大変な割に役に立たないかも

・難易度
試験自体が一般的なものでもないため、競争倍率や合格基準のレベルなどは明らかではありません。
想像するに恰幅の良い体格を持ちながらも実技試験をクリアするだけでも、かなり難しいのではないかと思われます。
会場は北欧デンマーク・コペンハーゲンながら真夏にサンタクロース姿では動きも重くなるはずです。
合格には世界会議に参加した公認サンタクロース全員の同意も求められます。

・仕事と収入
試験に合格しても認定した協会が関与する世界会議などの行事に参加できるくらいなものです。
収入もある程度は欲しいところですが、サンタクロースの精神にはそぐわないのでありません。
ですから、基本的に自己満足の範ちゅうにある資格かと思えば適当なところでしょう。
別にこんな厄介な試験に合格せずとも、いつでもどこでもサンタクロースの仕事など誰がやってもかまうところではないからです。
それでも子供が夢見るサンタクロースですから、そこにモチベーションを感じられれば、その人にとっては大きな価値となるものでもあります。
それにただプレゼントを配るだけでなく、クリスマスやサンタクロースの存在意義を正しく広めようとする活動をすることもあるのです。

 

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