女性の世界だけじゃない!!不愉快なマウンティング男子にオヤジも気をつけろ
- 2018/03/05
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猿山だけの話ではない、蔓延するマウンティング
マウンティング。
ボス猿が群のオスに馬乗りになるという、「ダーウィンが来た」でしばしば目にする、あれのことですね。どっちが偉いかをはっきりさせるという、示威行為の一つだと記憶していたのですが、どうやら最近では、マウンティングをするのは猿だけではないようで。
ドラマ「ファーストクラス」の影響もあって「マウンティング女子」なんて存在が話題です。
折に触れて、自分の方が上の立場であることを主張する女性のことを指すらしく、うっとおしいことこの上ないという……。
例えばマウンティング女子は同僚の旦那さんの写真を見て「わー、ゆるキャラみたいで癒されそう」とかのたまうそうです。一聴した分には、何らマウンティング行動に見えないのですが、曲者なのが「ゆるキャラ」と「癒されそう」という言葉の裏に潜んだ意味。
「ゆるキャラ」つまり婉曲的に不細工といっているし、「癒されそう」つまりポジテイブに頼りないといっているらしいんですね。
さすが人間、猿とは違って手の込んだマウンティングの取り方をしてくるものです。
あれ、ひょっとしてマウンティングだったのか?
さて、そんなマウンティングを取る行為なのですが、近年では男性にもよく見られるらしく「マウンティング男子」と呼んだりするそうな。
そういえば犬助、最近また時計を1本追加しまして……ロンジン「レジェンドダイバー」というんですけれど、これがクラシカルなルックスをしていていいんですよね。犬助的には非常に気に入っており、ヘビーローテーション入りさせているんですけれど、先日ある人から指摘されたんですよ。
「お、レジェンドダイバーですか、コスパ高くていい時計ですね」って。
「ええ、すっごい気に入ってるんですよ」と答えつつ、しばらく考えたのですが、どーも、そこで私はマウンティングを受けたみたいなんですね。
彼の腕には誰が見てもわかる、ピカピカのロレックス「サブマリーナ」が光っていましたから。
マウンティングを取り返してやるか?ん?!
「薄手で気に入ってるんですよ、袖口に収まりもいいし」とか「今日はカジュアルな格好なんでコレなんですよ」とか。
前者は暗に「サブマリーナのケースって、分厚すぎですよね?」、後者は「私は複数本腕時計を所有していますが、あなたはそれ一本だけでしょ?」という「マウンティング返し」なのですが、まあ犬助、そこまでやる気はございません……といいますか、反射神経が鈍い私はマウントを取ってきたこと自体気が付きませんでした。
後から考えると、あれはマウンティングだったのかもしれない。と思っただけでして。
だってレジェンドダイバー、本当にコストパフォーマンスが高くて気に入っていますから。そして、相手も本当にマウントを取りに来たかどうかについては定かではありませんから。
超然としている、これが正しい対処方法
つまり……相手が本当に、マウンティング男子かどうかなんてわからないということです。
言葉や行動なんて受け取る側次第、相手の発している言葉の裏なんぞのぞかなければ「旦那・ゆるキャラ」発言にしろ「レジェンドダイバー・コスパ」発言にしろ、ほめ言葉でしかないからです。
そして旦那やレジェンドダイバーを愛して、もしくは気に入ってさえいれば、そんなマウンティングを取ってくる相手なんぞ気にならない、というかマウントを取られたことさえ、気が付かないものなのです。
もっというと、自分に確固たる物があれば、マウンティングを取られようが、何をされようが気にならないものなのです。
猿のマウンティングの様に交尾体制を取られそうになったり、MMAの試合の様に実際にマウントを取られそうになったのなら、全力で振るいのけますが、マウンティングを取ろうとする男子なんぞ取るに足らないではないですか?
マウンティングにマウンティングで返そうと思うから争いになるし、不愉快な思いもするのです。マウンティングを取りたい人には取らせておく……というか、気にならなくなるもの。例えば年収自慢とか、そんなものどうだって良いじゃないですか?
「争いは同じレベルの者同士でしか発生しない」とは、あるマンガのセリフだそうですが、まさしくその通りなのではないでしょうか?
マウンティング男子に対しては、超然としていれば良いのです。