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結局、核兵器は持ったもの勝ちなのか?

  • 2017/09/18
  • ライフスタイル・娯楽
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大国独占だったはずの核兵器

世界で初めて核兵器の実用化に成功し使用したのはアメリカ合衆国であり、以来72年間、あのような形で核が使用されたことはありません。その背景のひとつに核保有国が限られている事実があります。すなわち、アメリカ・ソビエト連邦・英国・フランス・中国という5大軍事国家が核を独占している時代が続いたからです。この5か国、どこかで見た記憶があるというオヤジも少なくないでしょう。そうです、国際連合の安全保障理事会における常任理事国です。

国際連合の安全保障理事会における常任理事国である5大軍事国家が核を独占していた時代

そして、連合国の常任理事国でありながら米ソ対立を頂点とする冷戦時代を通じて、核抑止力が完成して行きます。つまり、双方の陣営が数千発規模の核爆弾・核ミサイルを保有することにより、ひとたび使用すれば核による報復合戦となり、関係国どころか地球が終わってしまうため、誰も核を使えない状態になりました。

ところが、この間に5か国以外の開発途上国などが密かに核開発を進め、核保有国と認定されるに至っています。ちなみに、ソ連崩壊後はその中心国家であるロシアが5大国に連なっています。これまでは、インド、パキスタンが核保有国に加わっており、イスラエルも核を持っていると考えられてきました。そして、今まさに北朝鮮がこのグループに加わってきたわけです。

インドやパキスタン、イスラエルに北朝鮮と新たな核保有国が4つも誕生してきたわけですが、核廃絶を唱えるなかで核保有を行えるのが地球の現実です。南アフリカ共和国も、過去に核を持っていたとされています。

核廃絶を唱えるなかで核保有を行えるのが地球の現実

大国に対抗するには核しかないという考え方

これまで、5大国が核の独占体制を崩すことを黙って見ていたわけではありません。例えば、NPT核拡散防止条約という国際条約がありますが、この条約では先発5ヶ国だけが核の保有を認められています。また、核開発の疑いがある国には、有形無形の圧力を加えてきた歴史もあります。

インドとパキスタンが核保有国である一番の背景には、両国の対立関係があげられます。現実に戦争を行った両国においては、2国間での核開発競争と核抑止力が存在し継続しているといえます。

もちろん、新規に核開発を行うことは簡単ではありません。しかし、強い信念があれば不可能ではないうえ、持ってしまえば核抑止力を手にするグループに入れます。持たなければ大国にやられてしまうから、絶対に核を持つのだと。それを地で行っているのが北朝鮮だといえるでしょう。

つまり、秘密裏に研究開発を進め、「持っているかもしれない」と思わせることができれば、そのまま開発を進めることができ、やがては強力な核保有国になることができてしまうという流れを現実のものにしています。ただ、このような工程は独裁国家でなければできるものではありません。そのことが、余計に危険性を高めています。

このように、持ったもの勝ちになってしまうのはなぜなのか?核兵器には通常兵器にはない平等性があります。つまり、空母を1隻持ったからといって、空母を10隻持つ国と対等にはなりませんが、核ミサイルをいくつか持ってしまえば、数千発持つ国に対抗できるのです。なにしろ、首都や大都市へ一発でも食らったらとんでもないことになるのが核です。

核がどれだけの威力を持っているかは、悲しいことに広島と長崎で明らかになっています。少数であっても核保有に至った国を攻撃することは、大きなリスクを抱えることになるわけです。

核保有に至った国を攻撃することは、大きなリスクを抱える

さて、これからの短期間にアメリカ合衆国・トランプ大統領がどのような決断をするかに世界中の注目が集まります。北朝鮮が実戦使用可能なレベルの核を保有してしまったのか、その手前なのかの判断も重要です。ただ、このままでは完全な核保有国になる日が目の前にあることは間違いありません。

ここで重要なことは、日本は事実上見ているだけしかないということです。それが良いのか悪いのかは、それぞれのオヤジが判断すべきことです。

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