【男の酒のうんちく話】プロポーズするなら1月27日って知ってた!伝統的なその理由とは?
- 2017/01/17
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1月27日は「求婚の日」その由来
プロポーズに適した日があることをご存知でしょうか。実は、日本には1月27日は「求婚の日」とされています。これは、明治16年に中尾勝三郎という人物が、結婚相手を募集するために何と新聞に広告を出稿したことから由来しています。この出来事は、広告史上としても「初の求婚広告」として記録されており、そのことから、1月27日は「求婚の日」とされています。ところで、実際の広告にはどんな募集内容が掲載されていたのでしょうか。中尾氏は、当時あった「伊勢新聞」と「三重日報」という新聞に広告を出し、「最近離婚したばかりで生活において身の回りが不自由しているため、17才~25歳の女性で花嫁となってくれる方は応募してください」といった趣旨のものでした。
現在では、結婚といえば、職場での恋愛結婚やお見合いパーティ、婚活パーティ、出会い系アプリなど、様々な手段がありますが、当時は「女性が自ら交際や結婚を申し込む」ということは考えられませんでした。そのことからも、この「求婚広告」がいかに画期的であったかが伺えます。
実は奥が深い「振る」「振られる」の由来
ところで、恋愛や結婚など男女の交際においては、プロポーズや告白に対して「OKまたはNG」といった返事が伴います。多くの場合、男性が告白をし、女性がOKかNGかの返事をしますが、これを日本では、「ふる」「ふられる」と表現しますが、この表現どこから由来しているのか考えたことはありますか?実はこの「ふる」「ふられる」という言い回しは、江戸時代からきていると言われています。江戸時代の日本では、男性から求婚されて簡単にYESやNOと返事をすることは「はしたない行為」とされており、OKかNGかを伝えるための作法として、「求婚に対してNO」の場合、振り袖の袖部分を「左右」に振ることで「NO」の意思表示を表していました。逆に、OKの場合は、振袖を前後に振ることで「OK」を表していました。
何かに応じる場合、現在でも「首を横に振ったらNO、縦に振ったらYES」という意味で使われていますが、これを当時の女性は振袖で行っていたということです。この振袖を振るという作法が、男女間の「ふる」「ふられる」という表現につながっているそうです。
1月27日に合わせてプロポーズ
もし、プロポーズを控えている男性は、「求婚の日」である1月27日に合わせて女性にアプローチするのもよいかもしれません。この「1月27日は求婚の日」であることは、ウェディング業界ではマーケティングの一部に利用されているため、意外と知られており、プロポーズをする予定の相手女性も結婚を意識していれば、「婚約指輪はどんなものがほしい」「結婚式はどんな式にするか」「両親への挨拶はいつにするべきか」など、何かしら結婚に向けての情報を収集している可能性があります。そのなかで、「求婚の日」の存在を知っていてもおかしくないため、「1月27日にデート」を設定すると、女性も「ひょっとしてプロポーズかも?」と察してくれるかもしれません。