コレステロールが上がった!高い原因3つ
- 2016/07/24
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コレステロールとは
何かと悪いイメージが強いコレステロールですが、コレステロールは人間の身体に必要なもので、細胞の生体膜を形成する物質であるなど、コレステロールが0では生体を維持することができません。
では、なぜそれほどまでにコレステロールが体に悪いものとされているのでしょうか。コレステロールの値が高いと動脈硬化のリスクが高まり、動脈硬化が進むと、さらには脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こす可能性があるため、多くの日本人はコレステロールの値に非常に敏感です。
1、コレステロール値を上げる食事
昔から、脂っ気の多い食事を摂るとコレステロールの値が上がると言われています。バターやチーズ、揚げ物などがその代表格でしょう。また、卵の黄身もコレステロールの塊と言われており、脂っこい食事やカロリーが高そうなものに偏っていると、高コレステロールの原因となります。
他にもコレステロールの多い食品として、うなぎ、いくら、うになど、意外にも海鮮系の食品に多く含まれています。コレステロールが多く含まれているとされる食品は非常に幅広く、気にしていては何も食べられなくなってしまいますが、偏った食べ方をしないことが大切です。
また、暴飲暴食も高コレステロール状態を招きます。普段から野菜を中心にバランスの良い食生活を心掛けることが大切ですが、コレステロールが少ない食品ばかりを摂る様にしていたら、逆に偏ってしまいます。乱れた食生活やストレスからくる衝動食いなどは胃や肝臓に負担をかけることになり、コレステロール値の上昇と関係なくても体に良くないことは明らかです。ダイエットによるストレスと、その反動からくる暴飲暴食もコレステロールを上げる原因となります。
2、運動不足
運動不足もコレステロール値を上昇させる大きな原因一つです。そもそも運動不足からくる身体へのデメリットは、コレステロール以外にも沢山あります。メタボリックシンドロームや新陳代謝の低下などが代表的ですが、運動をする習慣がなくなると下半身の筋力が低下するため、腰やひざを痛める原因となり、思わぬケガを起こしやすくなります。適度な運動は睡眠を促すメラトニンの生成機能を正常化させたり、やる気を促すドーパミンの分泌にも関係しているため、コレステロールの値に関係なく日ごろの運動を心がけることをお勧めします。そして、運動不足によって身体の筋力が落ちるということは、身体の血行が悪くなることを意味し、血行が悪くなると代謝も落ち、さらには動脈効果や生活習慣病の元にもなります。
3、遺伝や病気
また、高コレステロールとなる原因には、遺伝的要因や病気などからくるものもあります。例えば、糖尿病を患っている人は、インスリンが不足し、肝臓が本来の役割である「脂肪の合成や分解」する能力が低下するため、体内の中性脂肪が利用されにくくなってしまい、中性脂肪の血中濃度が増えがちになります。そして、中性脂肪の血中濃度が上がると悪玉コレステロールが増える原因ともなります。