スカッとストレス解消できる!映画「キングダム」

  • 2019/05/13
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最近、ストレスに悩むオヤジにお勧めの映画を見つけました。爽快大アクションの痛快活劇の映画「キングダム」です。原作は、原泰久氏の作品で2006年9号から週刊ヤングジャンプに連載開始された漫画で単行本はすでに51巻にもなる超大作。発行部数は3300万部になる大ヒット作です。

紀元前の中国春秋戦国時代の後の始皇帝と秦の武人である信の二人をクローズアップした物語になります。戦国七雄と呼ばれた「秦、燕、斉、楚、趙、魏、韓」によって天下が争われた悠久の歴史時代劇。映画では、51巻にも及ぶ原作漫画の最初のほうの(1~5巻目)くらいの物語語りとしてはほんの冒頭部分のみ映画化しました。しかし、ほんの少しの部分でも見応え十分な作品に仕上がっているのには驚かされます。

 

あらすじ

あらすじ
戦災孤児の信と漂は奴隷の身分。奴隷から脱するには、剣を極め戦で武勲を上げることと信じ日々剣術を研鑽していました。そんなある日、旅の途中の秦王武将・昌文君は信と漂の剣術を見かけ漂を奴隷から身請けし王宮へ連れてゆくのでした。

自分が選ばれなかったことに愕然とする信。漂よりも剣術が劣っていたから選ばれぬと思い込み以前にもまして一人で稽古する毎日。漂がいなくなってしばらくたった夜更けに、突然血まみれで信の住む納屋に転がり込む漂に信は驚きます。漂の顔立ちが秦王えい政にいていることから秦王の替え玉役にされたのです。王宮で弟・成きょうが起こした反乱にあい身代わり役の漂はあえなく切られてしまったのです。しかし、瀕死の重傷にあいながも信に一縷の望みを託すのでした。その願いは、えい政復活です。漂からもらった剣と地図を握りしめえい政復活に託した天下の大将軍になる望みのために走り出したのです。

 

監督・脚本・音楽

監督は、佐藤信介。「GANTZ」の2部作(2010、2011)や「図書館戦争」(2013)そして、「アイアムアヒーロー」(2015)など実写アクション大作を手掛けています。

脚本は、本作の監督である佐藤信介、原作者の原泰久。そして、「謎解きはディナーのあとで」(2013年)を手掛けた黒岩勉の共同脚本になっています。

音楽は、ONE OK ROCKの「Wasted Nights」が主題歌です。ボーカルのTakaが楽曲制作。きちんと本編を見てイメージして制作されているので映画のフィナレーにふさわしくなっていますね。

 

キャスト

主人公の信(しん) 役、山崎賢人。
若き秦の皇帝 えい政と信と同じ奴隷の漂(えいせい ひょう)の一人二役の吉沢亮。
皇帝 えい政に仕える武将 昌文君(しょうぶんくん)役に、高嶋政宏。
山の民 河了貂(かりょうてん)役の橋本環奈。
山の民の王 楊端和(ようたんわ)役の長澤まさみ。
伝説の武将 王騎(おうき)役に大沢たかお。
えい政の腹違いの弟 成きょう(せいきょう)役に本郷奏多。

ほか、要潤・満島新之介・阿部進之介・石橋蓮司・加藤雅也・宇梶剛士と,そうそうたる俳優陣が集結しました。

 

見どころ

①剣術に励む信と漂
奴隷から脱するには、剣術を磨き武将となることを信条に剣術に励む信と漂。なかなかの殺陣さばきに驚きます。もちろんCGやワイヤーアクションも駆使しているのでしょうが戦闘シーンなどのアクションも二重丸です。

②河了貂(かりょうてん)の橋本環奈
鳥を模した蓑の衣装で、登場。しばらくは顔も出さない演技だったので、いったい誰がえんぎしているのかと思えば、、。橋本環奈ちゃん。蓑の衣装を着た演技は暑くて大変だったのではとオヤジは心配してしまいました。

③楊端和(ようたんわ)の長澤まさみ
山の民の王はなんと女!?長澤まさみの白い太ももがまぶしすぎる~。アクションもちゃんとやっているのには感動しました。長澤まさみと橋本環奈のファンなら一粒で二度おいしい映画です。また、山の民のいでたちは宮崎アニメのもののけ姫のような、、。山の民はもののけ姫をイメージしてつくられたのでしょうか。

④王騎の大沢たかお
北斗神拳の羅王を彷彿させる王騎。いかにもな感じの話し方。大長刀を振るう姿は圧巻。原作の漫画は残念ながら読んでいませんが漫画を忠実に再現していると思われます。

⑤中国での壮大なロケを敢行
原作の舞台である中国での長期ロケ。クライマックスの咸陽宮での戦いの撮影では、スタッフ700人、エキストラ1万人、100頭の馬と桁外れのスケールに驚かされます。中国ロケのほかに日本でもロケしていますがさすが原作の舞台となった中国での撮影は本物の持つ壮大なスケールの大きさに圧倒されてしまいす。

 

お勧め度(★5点満点で)

★★★

映画「キングダム」は原作漫画の1~5巻を映画化しました。原作を読んでいなくても十分楽しめます。まぁ、時間がある方は原作を読んでから観に行くのもよいでしょう。また、女子向けに写真集も絶賛発売されてます。小説好きには、ノベライズ本も映画公開に合わせて発売されています。映画「キングダム」は、2作目がとても期待される映画ですね。

この記事の作者

Rc.オガ
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オギャと生まれたときからミニカーを握りしめていたくらいの車好き。旧車から新車、軽自動車からVIPカーそしてダンプカーやバスまでと守備範囲はとても広いです。WRCやF-1・インディ―カ―そしてエア・レースとレース観戦が大好き。長年に渡って培ってきた、車のウンチクを後世に伝承させるためWEBライターとして、車の楽しさを日夜伝道しています。
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