ヘヴィメタルの衰退はメタラーのせい!?中年メタラーが嫌われる理由
- 2017/08/05
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日本でヘヴィメタルがイマイチ流行らない理由は?
近年は「BABYMETAL」の躍進で、日本のヘヴィメタル界に活気が戻ってきました。
しかしながら、ヘヴィメタルというジャンルに対して「とっつきにくい」「嫌い」「ダサイ」と距離を置く人もまだまだ多く、ムーブメントを巻き起こすほどの勢いは感じられません。
なぜ、日本においてヘヴィメタルが市民権を得られないのかと考えた時、音楽業界の『オトナの事情』も多少なり絡んでいるとも思われますが、今やSNSをはじめ個人が簡単に情報を発信・拡散できるインターネット社会です。
にもかかわらず、ヘヴィメタルが大した「拡がり」を見せないのは、ヘヴィメタルを愛する“メタラー”の存在が関係していると言われています。
あなたは周囲から煙たがられる残念な中年メタラーになっていませんか?
嫌われるメタラーの特徴
・ジャンル分けに厳しい
・上から物を言う
・他のジャンルをけなす
・産業音楽を否定する
・知識をひけらかす
・「知識がないやつはメタルを語るな」と言う
・選民思想をこじらせている
メタラーが嫌いになった実体験①
あるバンドがきっかけでヘヴィメタルに興味を持ったAさんは、友人Bがメタラーだったことを思い出し、
「そういえばBくんってメタルが好きだったよね。私、最近〇〇〇〇(バンド名)っていうバンドにハマってて、メタルが気になっているんだ。Bくんのオススメのバンド教えてよ」
と軽い気持ちで聞きました。
するとBくんは
「はぁ?〇〇〇〇?あんなのメタルじゃねーし(笑)」
と、Aさんを笑い飛ばしたのです。
それ以来、Aさんはメタラーとの交流を避けるようになり、SNSや友達との会話にメタルの話題を出さないようにしています。
メタラーが嫌いになった実体験②
仲間内で音楽の話になった時
A「最近〇〇〇〇(バンド名)流行ってるよね」
B「結構好きな感じだわ~」
C「ふ~ん。あんな幼稚なのが好きなの?」
A・B「えっ」
C「あんなのはメタルともロックとも言えないね。アイドルでしょ(笑)」
メタラー同志の争い「ジャンル分け論争」
新規のメタラーがうんざりする瞬間No.1が「ジャンル分け論争」です。
「ヴァンヘイレンはメタルじゃねーだろ」
「聖飢魔Ⅱはメタルじゃなくてハードロック」
「ハードロックとメタルの違いもわからないの?」
「メタルコアはメタルじゃない」
という風に、メタラーは他のジャンルに比べて「ジャンル分けに厳しい人」が非常に多いと言われています。
メタラーがジャンルに固執する傾向にあるのは、メタル全盛期である昭和の時代を至高とする『懐古主義者』が多いことが関係していると考えられます。
嫌われないメタラーになるには
メタラーに限った話ではありませんが、自分の意見を押し付ける人や柔軟性がない人は嫌われる傾向にあります。
「好きだからこそ曲げられないものがある」という意見はごもっともですが、他人の意見を頭ごなしに否定してもいい理由にはなりません。
ヘヴィメタルがなぜ排他的なジャンルと言われているのか―――。
メタラーがメタルをとっつきにくいものにしているのだとしたら、非常に残念です。