車に乗る人は気をつけたい~年の瀬から変な事件が急増?

  • 2019/01/02
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なんとも微妙なニュースがいっぱい

なんとも微妙なニュースがいっぱい
年末年始は年の瀬のあわただしさと新年のノンビリ祝賀ムードが連続するためか、なんともおかしな事件や身につまされる事件が報じられます。もっとも、この手の事件が年末年始を狙っているわけではなく、時期的に敏感に反応しているだけなのかもしれません。

まずは、こんなニュースから。
・車に生理用品を貼り付ける
兵庫県で起きた奇怪な事件です。神戸新聞NEXTによれば、女性の車のフロントガラスに合計7回も生理用品を貼り付けていた男が逮捕されています。最初の犯行は7月下旬だそうですから、年の瀬だけの犯罪というわけでもないようです。

この事件の不思議なところは、被疑者と被害者には何の関係もないらしい点です。面識もない相手の車に執拗に生理用品を貼り付けるのはどういう動機があるのでしょうか。

それはともかく、やられた方は気味が悪いとしかいいようがないでしょうね。これは女性でも男性でもおなじでしょう。犯行場所はマンションの駐車場ということですから、カーオーナー諸氏も安心していられません。

とはいえ、この手の被害を防ぐ手立てはなかなかないのも事実です。なるべく注意しておくしかありません。

このニュースでは、別の視点も気になりました。今回、捜査にあたったのは西宮署と本部の人身安全対策課とのことです。兵庫県警察に限らず、人身安全対策課という部署は耳慣れない感があります。と思ったところが、結構あちこちの県警に設置されているようです。

文字だけ見れば、警護などをイメージするところですが、ストーカーやDVなどの近年増加している犯罪に対応した組織のようで、生活安全部に置かれています。車の話題とは直接の関係はないものの、こういう部署ができたのはよいことですね。

 

高さ制限忘れないでください

続いては、クリスマスイブの24日に飛び込んできたMBSニュースです。なんと、トラックが高架下の高さ制限を忘れて突っ込んだというものです。

事件というより事故ですが、現場は京阪電車の高架で、高さ制限が2.2メートルとなっており、高架の交差部分にもデカデカと表示がしてあります。そこへやってきたのは荷台が3メートルの高さを持つトラックです。しかも、高さ制限を忘れていたというように、ブレーキをかけることもなく突っ込んでいます。

幸いなことに、高架そのものには損傷がなく、京阪電車にも遅れなどは出ていないとのことです。しかし、助手席に乗っていた男性が怪我をした模様。

この「忘れていた」という発言から、この運転手は現場付近を日常的に走行していたものと思われます。普段は制限に引っかかるため通行しなかったところ、この日に限って何がどうなったのか「忘れてしまった」のでしょう。

これも一種の慣れなのかもしれませんね。ある意味では大きな事故となりましたが、それほど大きな事故にはならなくてよかったともいえます。車を運転する者としては、他人事とは思えない部分もある事件でした。

最後は、一転して明るいニュースと行きましょう。ちょっと期待したい話題です。京都新聞の報道によれば、滋賀県と立命館大学が「定額乗り放題バス」の社会実験を始めました。路線バスといえば、マイカーに押されて路線の縮小や廃止の話題に事欠きません。要するに利用者が減ってしまうことで維持できない路線が出てくるわけです。

定額乗り放題で利用客が増えるという結果が出れば、実施に踏み切るバス会社も出てくるでしょう。行く行くは、定額にする~利用者が増える~路線が増強される~交通手段が充実するといった流れを期待したいところです。

そもそも、バスは1回降りれば料金リセットで、次に乗るにはまったく新規の料金を支払う必要がある交通機関でした。それが定額乗り放題なら、使わない手はないでしょう。

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