スポーツカーといえば!フェラーリ・ランボルギーニ・ポルシェ。その魅力を紹介!ポルシェ編
- 2018/12/16
- ライフスタイル・娯楽
- 397view
- 自動車
- メーカー
- 外車
- 海外
- 自動車
- 車
- 高級
スポーツカーといえば!その3は、いよいよ真打のポルシェが登場。フェラーリとランボルギーニは、スポーツカーというよりもどちらかと言えばスーパーカー。本当のスポーツカーはポルシェではないのか?と思うカーマニアの私です。ポルシェは、痛車いいえイタ車(フェラーリとランボルギーニ)よりもデビューは古く、フェラーリやランボルギーニ比べるとかなり実用的なスポーツカーになります。
フェルナンド ポルシェ博士が、デザイン事務所として1930年に創業したポルシェ。車のみならずドイツ軍の戦車やトラクターなど幅広く開発製造を行っています。なんでも製造しているあたりはランボルギーニと同じかもしれませんね。
2000年以降は、スポーツカー市場の冷え込みからカイエンやマカンなどのSUVや5ドアハッチバックのパナメーラなど従来からあるスポーツカーモデル以上に積極的に開発販売しているポルシェです。そのためか、最近の販売台数の半分以上は911などの2ドアクーペからカイエンやマカンなどのSUVが占めています。ポルシェには、フェラーリやランボルギーニなどのような気負いや気難しさがなく、普段使いもこなせる実用的なスポーツカーなのが特徴でしょう。
ポルシェのエンブレムの跳ね馬は、ポルシェのあるシュトゥットガルト市の紋章からで赤い縞は知を表し4、全体の金色の地色は豊穣を表す麦の色とギザギザした模様はシュトゥットガルト市があるバーデン=ヴュルテンベルク州の紋章に描かれた鹿(の角)が使われています。
ポルシェ911
70年代末に山口百恵さんがヒットさせた真っ赤なポルシェは、70年代のポルシェ911でしょう。NHKでは、ポルシェが商品名になるため「真っ赤な車」と歌詞を変更させられたとか。ずいぶん無粋な事をやったものですね。
ポルシェを代表するスポーツカー911が、初登場したのは1964年。以来、現行モデルに至るまでキープコンセプトのデザインの2ドアクーペを守り、リヤエンジンを貫いているのは流石です。
ポルシェ911の開発コードは901。しかし、モデル名が911になったのはプジョーがポルシェよりも先に901の商標登録を行っていたためです。ポルシェ356の後継モデルとして開発されました。356は、2シーターのスポーカーだったためもっと使い勝手を良くした2by2。狭いながらも4人乗車を実現させたモデルです。
空冷の2000cc水平対向6気筒。最高出力は130PS/17.8kgmとポルシェのフラッグシップスポーツカーに相応しいものでした。2002年に登場した996型は、環境問題から初代から使われていた空冷エンジンから水冷エンジンに変更されました。最新モデルの991GT3RSは、500Hp最高出力。ニュルブルクリンク北コースでは7分20秒という驚異的なタイムを記録しています。
ポルシェ356
911の先代モデルが356です。ベースは、ポルシェ博士が設計したフォルクスワーゲンがベースになっていて、シャーシのみならずエンジンも流用されています。マニアにはワーゲンポルシェなんてよばれて一部マニアには絶大な支持を受けています。
1950年初登場から15年間改良を重ねて販売されました。最初は1100ccのワーゲン流用エンジンでしたが、1300・1600そして2000ccと排気量を拡大して行き馬力は40PSから130PSと911初期型に近いスペックのエンジンまで搭載されました。
ポルシェ924
ポルシェの王道が、911に代表されるRR駆動ならばFR駆動の924は対極に歩くモデルでしょう。ポルシェなのにフロントエンジンでリヤ駆動なためマニア受けはわるく人気もありません。そのため911に比べると格安で手に入れられることもできます。
911が、気難しいハンドリングなのに対してオーソドックスなFR駆動の924は運転し易くなっています。ボディデザインは、リトラクタブルヘッドライトが採用されリヤハッチは曲面ガラスで独創的なスタイリングになっていました。924の個性的なスタイリングはマツダ・RX-7や日産・フェアレディーZなどに国産スポーツカーに大きな影響を与えています。
911よりも人気のない924ですが販売台数は911を上回るものでした。ポルシェ924には、現在好調なカイエンやマカンそしてパナメーラの源流になったのは間違いありません。