アウディ初の市販EV『e-tron』(Audi e-tron)今後の展開を予測する!

  • 2018/08/24
  • ライフスタイル・娯楽
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アウディ e-tron のSUVが発売に。

アウディでは、2009年から自動車ショーで展示されるハイブリッド車や電気自動車のコンセプトカーのすべて「e-tron」と、呼んでいます。

e-tronのコンセプトカー初登場は、2009年フランクフルトショー。アウディA8そっくりの2シータースポーツクーペ。4個のモーターで4WD。走行性能は、0-100km到達時間わずか4.8秒。ちなみに0-100km到達時間が6秒を切ればスーパースポーツです。家庭の100Vからの充電で、満充電は6~8時間必要になります。航続距離は248km。その後アウディR8 e-tronとしてデビュー。価格は1万ユーロで、日本円なら1億円以上になります。2015年には、モデルチェンジされてさらに高性能に。0-100km到達時間わずか3.9秒と一秒近くも早くなっています。航続距離は450kmと大幅に性能が向上しています。もともと限定生産でしたが、1万ユーロと高額なためわずか100台の生産でモデル消滅となりました。

ライバルのBMW i8は、ハイブリッドのスーパースポーツ。0-100km到達時間4.4秒なのでほぼ互角の走行性能ではないでしょうか。BMW i8の価格は約3000万円なのでR8 e-tron比べるとかなり安くなっていますね。

2010年には、A1-e-tronのコンセプトカーがジュネーブモーターショー出展されています。ロータリーエンジンで発電を行いモーターで走行するシリーズハイブリッドです。国産車なら日産・ノート e-PWERと同じ仕組になりますね。

まぁ、A1 e-tronのようなシリーズハイブリッドは市販化されませんでした。しかし、プラグインハイブリッドのA3スポーツバックe-tronが市販化され現在販売されています。ヨーロッパでも電気自動車では、給電所などまだ十分に普及していないためか完全なEVは敬遠され、ダウンサイジングターボの人気がたかくなっていますね。

また、最近公開(2018.4月)されたe-tronのコンセプトモデルは、e-tron ビジョン グランツーリスモ。プレステ用ゲームで人気の高い「グランツーリスモSPORT」を具現化したものです。ハイブリッドとEV、2つ用意されました。ハイブリッドは4WDで、1292PSのモンスターパワー。EVは、若干マイルドになりながらも815PSのハイパフォーマンスを披露しています。

ワンオフで作られたコンセプトカーですが、2018年8月のスーパーGT第5戦の富士スピードウェイでその走りが披露されました。アウディは、GT300クラスに参戦していますね。ドライバーは、アウディワークスのブノワ・トレルイエ選手。それに同乗するのは元AKB48の篠田麻里子さん。AKB48卒業後はこんなお仕事をしていたのです。電気自動車のF-1・フォーミュラーEも開催されているので電気自動車のみのレースも多くなってくるのは当然な流れかもしれません。現在は、コンセプトカーのみですが実走可能なことから極近い将来にはスーパーGTにもEVのレーシングマシンが登場してもおかしくないでしょうね。

アウディ e-tron のSUVが発売に。

 

アウディ e-tron のSUVが発売に。

SUV人気は、もはや留まるところを知りません。それから、排ガスを出さない電気自動車の人気が急上昇しています。ならば、人気のSUVと排出ガスゼロの電気自動車を合わせた車が登場するのは当然なことでしょう。

モデル名は、アウディ e-tron エレーヌ。エレーヌは、電気自動車で発売時期は2018年夏から2019年1月と予想されます。

最高出力は435PSで、0-100Km到達時間は、4.5秒とかなり俊足です。しかも、満充電での航続距離は500kmとガソリンエンジン搭載車並みです。これだけ足が長くなれば(航続距離)、満充電するのは週一でOKでしょう。A3スポーツバックe-tronの航続距離から考えれば、とんでもないほどの高性能ぶりに驚かされますね。毎日の充電から週一の充電に解放され便利が倍増しました。

ボディスタイルは、5ドアハッチバックながらルーフの角度が艶めかしいクーペルックが採用されているのは驚きです。BMWやメルセデスベンツ二もあるクーペルックのSUVは今や全世界で大人気!今やポルシェやフェラーリなどのマニアックなメーカーまでもラインアップにはSUVを必ず用意している状況です。新車価格は、約500~1000万円になるようですね。

この記事の作者

Rc.オガ
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オギャと生まれたときからミニカーを握りしめていたくらいの車好き。旧車から新車、軽自動車からVIPカーそしてダンプカーやバスまでと守備範囲はとても広いです。WRCやF-1・インディ―カ―そしてエア・レースとレース観戦が大好き。長年に渡って培ってきた、車のウンチクを後世に伝承させるためWEBライターとして、車の楽しさを日夜伝道しています。
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