ロールスロイスが初めてのSUV「カリナン」を発表!どんな車ができあがった?

  • 2018/05/21
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超高級輸入車のロールスロイスが放つSUVの「カリナン」

今や世界的なブームのSUV。主だったメーカーは、自社ラインアップに必ず投入しています。それは、超高級輸入車のロールスロイスとて例外ではありません。スポーツ車が売りのポルシェでさえも全販売台数の半分以上をカイエンやマカンのSUVが担っているのです。ベントレーは、ベンティガ。マセラッティは、レヴァンテ 。ジャガーならE-PACEなどなど。今や続々と高級輸入車のSUVがラインアップされています。スーパーカーのランボルギーニも2017年登場のウルスがあり、少量生産のアストンマーティンでもSUVが登場する噂があります。流石にフェラーリは、SUVは出さないのでは?と思いましたが2019年発売に向けて現在開発中。日本でもSUVブームとなっていますが海外ではそれ以上に人気が過熱しているようですね。今回は、超高級輸入車のロールスロイスが放つSUVの「カリナン」を紹介しましょう。

今や続々と高級輸入車のSUVがラインアップされてい

 

イギリス車を代表するロールスロイスの初SUVが「カリナン」

ロールスロイスは、言わずと知れたお金持ちが運転手を雇って運転させる車で、いわゆるショーファードリブン。やさしく言えばVIPカー。カリナンは、超高級セダンのロールスロイスが満を持して発売した超高級SUVです。ロールスロイスのラインアップの中で一番実用的なモデルと自負しています。

トヨタ・ラウンドクルザーなどは、砂漠のロールスロイスとか例えられていましたが、ロールスロイスから本格SUVが登場したことによってその名誉ある称号は本家本元に返上しなければいけなくなりました。カリナンは、まさに砂漠のロールスロイス、、、いいえ、カリナンはロールスロイスのSUVです。

カリナンのモデル名は、英国王室が所有する世界一大きなダイヤモンド原石の名前からつけられました。まさに、ロールスロイスの母国である英国王室御用達のSUVになってもおかしくないほどです。

その見目麗しいスタイリングは、ロールスロイス・ファントムなどラインアップに共通する荘厳なグリルにトップオーナメントが備わる格調高いもので遠目からでも一目でロールスロイスとわかるモノ。普通のSUVならば、ほとんどが5ドアハッチバックを踏襲しています。しかし、カリナンでは小さくせり出しまるでトランクを備えたセダンのような3ボックス。これは、ライバルと違いを出すために考えだされた結果なのでしょう。これは、第2次世界大戦後頃のクラッシュクカ―のトランク部分をモチーフにデザインしたものです。ボディサイズは、全長×全幅×全高=5341×2164×1835mm、そしてホイールベース:3295mm。2mを超す車幅と5mを超す長さは、中型トラック並みの巨大さ!まさに次元が違う大きさは威風堂々がピッタリ。ボディバックの小さなヒップはトランクではなくてカーゴルームになります。ハッチバックは、2分割で上下に開くもので、ザ・クラスプと呼ばれるテールゲート。下に開くドアにはもちろん座ることも出来てピックアップトラックのようなワイルドな使い方もOK。OPで、テールゲートで使用するチェアやテーブルも用意されているのがとてもおしゃれですね。

イギリス車を代表するロールスロイスの初SUVが「カリナン」

室内は、SUVであっても高級で高品質であることはかわりません。前席はもちろんのこと後席のおもてなし具合は流石は超高級車の名門を唸らせる仕上がりになっているのは立派。後部座席は、セパレートスタイルとラウンジスタイルの2つから選べます。セパレートタイプはミニバンのようなキャプテンシート仕様。ラウンジタイプはベンチシート仕様で3人掛け用ですが後席のおもてなしは高級車に相応しいゴージャスなもです。

後席ドアは、乗り降りしやすい観音開き。ボタン一つでドアが閉まるのもスゴイ!のですがタクシーのようなバタンと情緒の欠片もなく締まるのではなく、まったく静かに厳かに締まる様はまさに選ばれたセレブの車の証です。前席と後席の間にあるリアコンソールには、クルーボックスを備え飲み物(もちろんシャンパンやウイスキー)を常備しておけます。優雅に後席でシャンパンがたしなめるのもロールスロイスならではでしょう。

搭載エンジンは、6750ccV12気筒ツインターボ。571PS/850Nmとビックサイズボディをなんなく走行させる圧倒的なパワーに驚かされます。最近多いファッションだけのなんちゃってSUVでなく、砂漠や泥濘のいかなる悪路も難なく走破してしまうのは実に見事な限りです。もちろん最新式の電子制御4WDですが、路面を選択するボタンやダイアルはなくすべて「OFF ROAD」を押せばまさにフルオートフルタイム4WD走行がOK。

車高は、エアサスで変更することが出来て最大80mmもアップすることが可能です。ドアを開けると自動的に40mm車高が自動的に下がり乗降しやすくなっています。ドアを閉めると通常の高さに戻ります。ドライバー自ら車高アップすることが可能で、走行する場所にあわせて車高を上げ下げできる優れもの。車高が上下する様は、シトロエンBXの思い出させてくれますが機構的には全く違うものが使われているようです。

価格は、約3100万円(税抜)。地方都市なら、一軒家を立てれるくらいの値段で驚いてしまいます。

あぁ、今手元にある宝くじが当たっていればカリナンなんてすぐ買えちゃうのに、、。と毎度の思う私でした。

ロールスロイスのラインアップの中で一番実用的なモデル

この記事の作者

Rc.オガ
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オギャと生まれたときからミニカーを握りしめていたくらいの車好き。旧車から新車、軽自動車からVIPカーそしてダンプカーやバスまでと守備範囲はとても広いです。WRCやF-1・インディ―カ―そしてエア・レースとレース観戦が大好き。長年に渡って培ってきた、車のウンチクを後世に伝承させるためWEBライターとして、車の楽しさを日夜伝道しています。
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