車をこすってしまった。板金ってどんなところ?
- 2018/04/15
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車をこすったら板金へ
どれだけ注意深く車を運転していても、軽くこすってしまうことはあります。軽くこすった場合、保険を使ってまで修理したくはありません。とは言え、そのまま放置しておくのはカッコ悪いです。そんなときに利用したいのが板金となっています。しかし、板金と聞いて何もイメージが浮かない人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、板金は何をやっており、どうして車をこすったら板金を使うべきなのかを紹介していきたいと思います。
そもそも板金とは?
板金とは、へこんだりした本来の形から変形してしまった部分を元に近い状態に戻すことです。そのため、車をこすってしまい、少しへこんだ程度なら板金である程度元通りの状態にすることができるのです。へこみは、ハンマーでたたいたり、パテと呼ばれる物で形状を整えたりして元に近い状態に戻します。ある程度のへこみなら、板金でほとんど元の状態に戻すことができるのです。
板金が行っている業務とは?
板金が行っている業務は、大きく分けて3つに分類することができます。それが、外板業務・フレーム修正・取替作業の3つです。外板業務では、名前の通りで車のボディーのへこみを戻していきます。内側からパネルを叩いたりしながら、元に戻していくのです。フレーム修正とは、衝撃が強くて車の骨格であるフレームまで歪んでいる場合に行います。歪んだフレームを元通りにして、安全に運転できる状態まで修理するのです。取替作業は、パネル自体を交換してしまう業務のことです。破損が激しすぎて元に戻すのが難しい、または元に戻せてもコストがかかりすぎる場合に行います。板金の職人は、車の状況を冷静に判断して、3つの業務のどれをおこなうべきか判断するのです。
多くの板金は塗装も行う
自動車の板金を行っている会社は、ほとんど塗装もおこなっています。そのため、よく「板金塗装」という言葉を聞くと思います。板金塗装とは、板金と塗装を行っているということなのです。塗装とは、名前の通り修復した部分を元のボディーカラーに塗装することを指しています。板金によって修復されたパーツは、表面が削られていることが多々あります。そのため、ボディーカラーに塗装することで元通りにすることができるのです。
基本的に、塗装は下塗り・本塗り・クリアの3工程で行います。塗装は難しく、現在の車のボディーカラーに塗料を調合する必要があります。ある程度は同じ色に調合できるのですが、完全に同じ色にするのは難しいです。経年劣化によって新車で購入したときとは色が違っているため、それらを考慮しながら塗料を調整する必要があるのです。塗装を行った後、違和感を感じさせないよう塗装するのが腕の見せ所となっています。
良い板金塗装の見つけ方
板金塗装には上手い・下手があります。上手に板金塗装を行っているお店から、あり得ないほど下手くそな板金塗装のお店があります。そのため、板金塗装のお店はどこも一緒だと考えていると痛い目を見ることがあるのです。良い板金塗装のお店を見つけるためには、口コミサイトなどを利用するのがおすすめです。また、板金塗装を依頼する際に、しっかりと注文して見積もりを出してもらいましょう。そして、自分が納得できる形で板金塗装を依頼するようにするべきです。
まとめ
板金とは、へこんでしまった車のボディーを修復して元通りにしてくてるところです。そのため、車を軽くこすってしまった場合には、板金で修理することができます。板金は塗装も行っていることが多く、板金塗装としてお店を開いている場合がほとんどです。板金塗装には上手い・下手があり、どこでも一緒というわけではありません。そのため、良い板金塗装に依頼できるように、口コミサイトを参考にしたり、見積もりや質問をしたりして納得できる形で板金塗装をするようにしてください。