チンクエチェントの秘密!オヤジが乗っても大丈夫なイタリア車 スタイル編

  • 2018/03/18
  • ライフスタイル・娯楽
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ライフスタイルにあわせた車にしませんか。

ライフスタイルにあわせた車にしませんか。
息子や娘も結婚や就職で、自立してしまいもはや家で一緒に暮らしているのは長年連れ添った古女房だけ。ちょっと前までは、家族みんなで出かけるにはミニバンやビックセダンが必要だったけれども現在ではその必要もない貴方。なんでも積込めるミニバンは、とても便利だけれども妻と二人きりのミニバンの車内は空席のほうが多くて気が引けてしまいませんか?それに、フルサイズの車は取り回しもそれなりに気を使ってしまい、ついつい運転するのが気おくれしてしまい出不精になってしまいがちです。

そんな貴方は、もっと小さく小回りが利いて尚且つドキドキするような車に乗り換えたいと思いませんか?小さくて使い勝手が良い車ならコンパクトカーがあります。しかし、国産コンパクトカーは今やダウンサイジング化と省エネの波をもろに受けてしまいとてもオシャレなオヤジが乗りたいと思えるようなモデルが存在しないのも事実です。決して、国産コンパクトが魅力ないモデルとはいいません。しかし、国産コンパクトに漂う生活臭と言うか、、。車オタクの私もそう思う貴方の気持ちにすなおに同情します。まぁ、ハッキリ言って国産コンパクトカーにはドキドキなど刺激が薄くトキメキ感がとても薄味に感じてしまうのでしょうね。

そんなドキドキを求める貴方にピッタリで刺激的なモデルがチンクエチェント(FIAT 500)です。これから、貴方のドキドキと煌く毎日へいざなうモデルを紹介しましょう。

 

チンクエチェントは、イタ車。

チンクエチェントは、イタ車。
チンクエチェントの説明をする前に、FIATのことをお話ししましょう。FIAT創業は、1899年です。創業年にすでに車の販売開始しています。メルセデスベンツの超初期型と同じハンドルがレバー状になっているモデルです。

その後、電車・航空機・船舶・トラクターそして戦車などの軍用車両も生産する一大企業に成長を成し遂げました。戦闘機や戦車などのミリタリー系プラモデルマニアならイタリアのFIATが大1次・第2次大戦中に兵器を製造していたことはご存知でしょう。FIAT車を、日本で例えるなら三菱でしょうか。でも、スケールの大きさが比べ物にはなりません。日本は戦後、三菱のような財閥解体をおこなったので仕方ないことかもしれませんね。フランスがルノーならイタリアならFIATと言うくらいの国家を代表する巨大企業なのです。

創業時から、小型車が得意だったFIATの決定版が1957年に登場したNUOVA500こと、通称チンクエチェントの愛称で親しまれている車です。500のことをイタリア語で「Cinquecento」(チンクエチェントと発音)。

500のことをイタリア語で「Cinquecento」
チンクエチェントは、どんな車?と聞かれたら、「カリオストロの城」で、ルパン3世が次元大輔と乗り込みカーチェイスをやっていた車と説明するのが一番分かりやすいと思います。排気量500ccながら日本の70年代頃の軽自動車くらいの小さなボディの車です。イタリアは半島の国でドイツやフランスに比べそれほど広大な国ではありません。細い石畳の坂道を駆け昇って行く、小さくて元気な初代チンクエチェントは大ベストセラーになり、なんと20年間販売された息の長いモデルとなったのです。

1977年に惜しまれつつ初代チンクエチェントはモデル終了となりましたが、復活を望む根強いファンからの期待に応えて、2008年になんと50年振りとなる復活を成し遂げました。

 

復活したチンクエチェント

誰がなんと言おうともイタリアを代表する国民車は、チンクエチェントで間違いありません。イギリスを代表するミニやドイツ代表のVWワーゲンが昔の面影を残したまま現代に復活したネオレトロとでも呼ばれるデザインは実にすばらしいモノではないでしょうか。

今回は紙面が尽きてしまいましたので、チンクエチェントの詳しいお話は次回にさせていただきます。

復活したチンクエチェント

この記事の作者

Rc.オガ
Rc.オガ
オギャと生まれたときからミニカーを握りしめていたくらいの車好き。旧車から新車、軽自動車からVIPカーそしてダンプカーやバスまでと守備範囲はとても広いです。WRCやF-1・インディ―カ―そしてエア・レースとレース観戦が大好き。長年に渡って培ってきた、車のウンチクを後世に伝承させるためWEBライターとして、車の楽しさを日夜伝道しています。
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