オトコのピックアップ!トヨタハイラックスダブルキャブ復活
- 2018/02/17
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オシャレなトラックが登場した80年代
80年代にブームとなったサーフィン。使われる車は、VWのゴルフかマツダ・ファミリアでしょうか?いえいえ、そんなヤワな車ではスグに砂浜で埋まってしまいます。そんな砂浜でも決して埋まったりしないのが4WDピックアップトラックでしょう。日産・ダットラやトヨタ・ハイラックスなどのダブルキャブボディのクロカン4WDがすごくオシャレ!だと初めて実感した瞬間でした。
そう、当時アイドルだった薬師丸ひろ子主演の映画「メインテーマ」での劇中車もピックアップトラック。(こちらは、ライバル日産のダットラ)
荷台にドデカイロールバーを備え、パートタイム4WDで砂浜を埋まることなく走れるのはなんとも頼もしいく且つ、ワイルド感満載でしたね。そう、仕事用のトラックがオシャレになった瞬間だったのです。時代は、バブルになるにはまだまだ早い80年代前半のこと。
そう言えば、「北の国から」の黒板五郎の愛車はハイラックスのシングルキャブ。そして成人した純の愛車は確かテラノとかダットラのピックアップトラックだった記憶があります。ハイラックスダブルキャブの売れ行きが良かったことから、より都会的で使いやすくなったバンタイプのハイラックスサーフが誕生したのは間違いありません。
2014年8月にラウンドクルザー70シリーズ誕生30周年を記念して期間限定で復活販売されました。その時、販売されたボディはバンとピックアップトラック。当初、ピックアップトラックはそれほど売れるとは思っていなかったトヨタ。しかし、蓋を開けてみると驚くことに意外なほどのピックアップトラックが売れたのです。
70ピックアップが好調な販売を記録したことから、ハイラックスダブルキャブは2004年の国内販売終了13年から、なんと驚きの復活販売にまでこぎつけたのですね。
熱狂的なダブルキャブ・ピックアップトラック愛好家からは、ハイラックスダブルキャブの復活販売のトヨタの大英断に対して大絶賛されています。
見てくれがいいファッション重視のSUVが台頭するなか、販売中止されていたつい最近でも国内では約1万台近くのユーザーが存在していました。
主に、土木や林業そして農業などのガッテン系の現場の業務用車両が多いのですがその代替え車両の販売を求める声が多数あったことから復活!したのです。
今回は国内生産でなく、タイで造られたものを日本へ輸入する帰国子女的な存在になっています。
頑なに守られるラダーフレーム
初代から頑なに守られているハシゴ形状のラダーフレームは頑丈そのもの。ボディサイズは、全長×全幅×全高=5335×1855×1800と、ビックなことからトラックと同じ11ナンバーになっています。5.2m以上の全長はメルセデスベンツのSクラス以上の長さです。まさに威風堂々の貫録は陸の王者ラウンドクルーザーと肩を並べるもの。
荷台は1520×1535×480の大きさは、500kgの積載量を誇ります。荷室とキャビンが完全に別れていることから積荷の汚れや匂いも気にしなくてもイイのです。汚れれば、ホースで水をバシャバシャ掛けて洗うこともOK!
モトクロスバイクやATVなど汚れたまま積んでも、全然大丈夫です。また、巨大なトルクを発生するエンジンはキャンピングカーやボートなど牽引するのも余裕があります。
室内は、乗用車ライクな造りで鉄板むき出しの昔の作業車の面影はまったくありません。アメリカでは乗用車的な使われ方がされているのでセダンに負けないように高品質な仕上がりになっているのでしょうね。
エンジンは2400cc直4ディーゼルターボエンジンは、150PS/40.8kg・mで燃費は11.8km(JC08モード)。ディーゼルエンジンは、もちろんクリーンディーゼルエンジンで黒煙や振動は大幅に減少しています。
4WDは伝統のパートタイム式ながら、悪路走破はランクルにも引けを取らないもの。ミッションは6速ATが奢られていて、高速を使用しての長距離移動も難なくこなしてしまうものです。
価格は374万2200円です。TRDから、スポーツバーや荷台のハードトップカバーなどOPパーツも豊富に販売されたので昔を思い出して再び砂浜に4WDピックアップブームにならないか私はひそかに期待しています。