ライバルの狭間をつくコンパクトSUV スズキ・クロスビー 登場!!
- 2018/02/11
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デカハスラー!?じゃないクロスビーが 2017年の東京モーターショーに登場。
2017年の東京モーターショーに登場した話題のコンセプトカーが、スズキの新ジャンルのクロスオーバーワゴン・クロスビー(XBEE)。
「“ワクワク”を、誰でも、どこへでも」を出展テーマに、展示されていたスズキブース。
東京モーターショーでは、クロスビー・クロスビー アウトドア アドベンチャー・クロスビー ストリート アドベンチャーと3つのクロスビーが登場。クロスビーは、ベースとなるモデルでクロスビー アウトドア アドベンチャーは、文字通アウトドアに特化したスペシャルモデルそしてクロスビー ストリート アドベンチャーは、オシャレな都会派SUVになっています。
2017年12月25日に登場したのは、ベースとなるクロスビーです。モデル展開が、ライバルのキャストと全く同じなのは、一粒で3つおいしいところを習ってコンパクトカーに応用したのかもしれません。
今回の東京モーターショーでは、20年振りにモデルチェンジされるかもしれないジムニーの出展が有るのではないかと期待されましたが残念ながらなく、ちょっと期待外れで肩透かしを食らわせられたかと思いきやデカハスラー=クロスビーの登場に予想以上に驚かされました。
2013年12月に登場し、大ヒットしたハスラー。軽自動車にSUVテイストを盛り込んだ意欲的なモデルでした。丸目の愛らしいフロントマスクは釣目三角の威嚇的なヘッドライトが多いフロントデザインが多い中、ほんわかムードの癒し系が大受けして納車半年待ちまでの爆発的な大ヒット作に。
ハスラーの大ヒットに気をよくしたスズキは、ハスラーを大きくした5ナンバーサイズのコンパクトカーを急遽開発決定したのです。
スズキでは、ワゴンRの大ヒットした後に登場したワゴンRワイドなど5ナンバーサイズにボディー拡大して登場させた車が結構あります。ワゴンRワイドは、モデルチェンジでソリオに車名変更され、現在ではスズキの稼ぎ頭のような売れっ子モデルにまで成長しています。
また、スズキのコンパクトカーの代名詞でもあるスイフト。初代モデルは、かなりの部分を軽自動車のKeiからの流用で造られました。
はたして、クロスビーはどうなのでしょうか?
フロントデザインは、ハスラーそのものですが似ているのはそこだけでボディサイドやリヤのデザインは全然違っているのが分かります。以前のようなありあわせで造るような安直なことは決して行っていません。
軽自動車で大ヒットしたハスラーのホンワカした癒し系のイメージのみ踏襲して、細部のデザインは軽自動車の上位クラスに当たるコンパクトカーなので高品質・高級感を新たに投入した洗練されたデザインが採用されたのです。
ハスラーのヒットで気を抜くことなく、さらに熟成されたのは商売上手なスズキならではでしょう。
クロスオーバーワゴン・クロスビー(XBEE)
イグニスのシャーシを流用して開発されたクロスビーは、全長×全幅×全高=3760×1670×1705mmとベースとなったイグニスよりも一回り大きくなりました。スズキの提唱するクロスオーバーワゴン感が良く表れているボディですね。
ボディーカラーは、全11色でそのうち9種類が2トーンと3トーンです。
搭載エンジンは、1000cc直列3気筒ターボにマイルドハイブリッドエンジンのみで駆動方式はFFと4WDです。ミッションは6速ATとコンパクトカーではCVTが多い中、大型セダンにも使われている6速ATを1000ccコンパクトカーに使ってしまうなんとも豪華な仕様になっています。
低速で、トルクを補ってくれるモーターと高回転でエンジンを補うエンジンはとても使いやすく街中でのお買い物から通勤そしてロングドライブまでこなすオールマイティなエンジンです。
最高出力は、99PS/15.3kgmとコンパクトカーとしはバリバリの元気なエンジン!さらに22km/L(JC08モード FF駆動)と高燃費をマーク。
4WDは、路面状況によりスポーツとスノーの2つのモードが選べる親切なものに。
さらにスズキの先進的安全装備「スズキ セフティ サポート」が搭載され安全なドライビングが出来ます。
グレードは、ハイブリッドMX(176万5800円~190万8360円)とハイブリッドMZ(200万3400円~214万5960円)の2つです。
よりアウトドア志向の強い方や、もっとオシャレな都会派SUVが欲しいかたはクロスビー アウトドア アドベンチャー・クロスビー やストリート アドベンチャーの登場を待つしかないかもしれませんね。