米学会が警告!!あなたは正しい耳そうじをしてますか?

  • 2017/01/11
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これは、アメリカンジョークなのでしょうか?

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「Never put anything larger than your elbow into your ear」……「肘より大きなものを耳の穴に入れるな」、英語の有名なことわざというか、言い回しらしいのですが、まあ何とも不可解なフレーズですね。耳の穴に何かを突っ込むことを諌めたものなのでしょうけれど、なぜ引き合いに出されるのが肘なのか理解できませんし、韻も踏めていません。
理解不能なのはアメリカンジョークさながら。「HAHAHA!!」とこちらもアメリカンな愛想笑いで応えておくべきか、穴があったら色んな物を入れたくなるのは万国共通と考えるべきか。

 

綿棒での耳そうじは危険!!だそうで

そんなアメリカで「耳そうじのやり過ぎには注意」と警鐘を鳴らしているのが米国耳鼻咽喉科・頭頸部外科学会。発表した最新のガイドラインによると、なんでも行き過ぎた耳掃除は耳垢栓塞の原因になる。
「耳垢栓塞」、つまり耳アカが耳の穴に詰まるということですな。
アメリカ人はどうやって、耳そうじをしているのかというと「Q-tips」なる綿棒(cotton swab)のようで、つまりは綿棒の使用も危険だとのことです。

 

耳鼻科で指摘された耳そうじの間違い

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さて、なぜ今回このように耳そうじの話をしているかというと、最近私も耳そうじの方法が間違っていると指摘されたからです。
きっかけは耳の聞こえが悪くなったこと。耳が詰まったような感覚がありましたし、「じー」というような音がずっと鳴っています。耳が遠くなるにはまだ年齢的には若いと思っていただけに、急に不安になり耳鼻科の門をたたきました。診療の結果「耳垢栓塞」……まあ、耳アカが詰まっていたとのこと。まさに、アメリカで発表されたガイドラインそのままで、掃除機の小さい版みたいなので吸い出してもらって事なきを得たのです。

 

綿棒を使うことが間違いではなく……

私が長年おこなってきた綿棒を突っ込んでの方法に原因があるというのは耳鼻科の先生。
いや、綿棒を突っ込むという行為自体は問題がないのだけれども「通常サイズの」綿棒を「深く」突っ込んでいた所がダメだといいます。
先生推奨の耳そうじとは「通常よりも細いベビー綿棒を2cm程度の深さまで差し込んで掃除する」というもの。

・太い大人サイズの綿棒は、耳の穴のサイズが小さい人には特に太すぎる。
・深すぎる綿棒の挿入は耳アカを押し込んだり、鼓膜をキズ付ける原因にもなる。

……なるほど。そして耳そうじの時間は風呂あがりなど、耳アカが柔らかくなっている時にすべしとのことでした。

 

恋しいのは膝枕だったりする

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「耳の中の湿度を適度に保ちチリなどをブロックし、雑菌の繁殖を防ぐ」とは件のガイドラインで述べられていた耳アカの役割。そして、ほっておいても自然に排出されるものだから、そんなに神経質になる必要はないと続いています。
お世話になった耳鼻科の先生も同じことをいっており、そうじはする必要がないですし、それで聞こえが悪くなっても吸い出したら解決しますからまた来院してください、とのことでした。
さて、そこで気がついたのは、この歳まで正しい耳かきについて指導を受けたことがなかったことでして……自己流の体のケアはあまり良い結果をもたらさない、生活習慣を見直すなんてことはよくいわれますが、ついでに耳そうじも見直そうではないか、ということです。
そして、手探りで自分でやるのもどうかと思う。
そこで耳そうじをしてくれるように、嫁に頼んだのです。
まあ、もちろん断られたのですけれどね。

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アントニオ犬助
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みんなに嫌われるジジイを目指して、日々精進中!!
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