モテたいならば、コテコテのブランド時計でなく、アンティークウォッチという選択

  • 2018/04/03
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人となりを演出する小物

人となりを演出する小物
最近は腕時計をしない人が増えています。腕時計を単なる時間を確認するための道具と捉えるならばスマホでじゅうぶん事足りますし、ましてや、職場の服装のカジュアル化の進行に伴って、ますます以前のビジネスマンがしていたような重厚なデザインの腕時計の必要性というものは確かに低下しているのかもしれません。

しかしながらただでさえアクセサリー類の少ない男性にとって、腕時計は数少ない身に着けても違和感のない小物ですし、ましてや我々オヤジ世代にとっては社会におけるステータスやセンス、知性などを端的に示すことのできる数少ない小物であるという事ができます。そう、腕時計は単なる道具ではなくて、活用方法によっては、その人となりを、ひと目で相手にプレゼンすることのできる強力なアイテムになりえるわけです。

この効用は仕事の上だけでなく、もちろん我々が大好きな女性に対しても非常に有効な効果を示すことができます。お金持ち大好きな女性には、いかにも高そうな時計のチラ見せ(あくまでもチラ見せです。ここがミソですね)が有効、といった具合ですね。

 

アイテムの選択

そうは分かっていても、いい時計はとても高額だし、ロレックスあたりは今や誰でもしている感じだし、差を出そうとしたって、ちょっとやそとじゃ難しいでしょ。

よーくわかります。ロレックスが高級時計の代名詞のように言われていた時代は既に今は昔。都内の有名私立高校の学生あたりも、制服姿に時計はロレックスなんてのも見かける光景となってしまいました。

では本気で差別化してみよう、他とは被らない、自分らしい時計を探そう、と考えてみても、我々オヤジ世代がはめるのにふさわしい品質とデザインを兼ね備えたタイプの製品となると、平気で数百万円という世界です。これではとてもとても手が出る世界ではありません。

 

アンティークという選択

アンティークという選択
そこで筆者の提案として、新品ではなくアンティークウォッチを選択してはどうでしょうか。これなら他と被る心配はあまりありませんし、長い年月を経過してきたという無言の重厚さが物に備わっていますから、まさに我々オヤジ世代の手首にこそ相応しい選択であるという事ができます。

実際、アンティーク時計を身につけると、ベーシックながらも現代のデザインとの微妙な差があり、意外に目立ちます。筆者も身に着けていると、「それ、アンティークですか?」とたまに聞かれることがあります。これは筆者の勝手な独りよがりですが、アンティークウォッチを好んで身に着けている中年男性は、本当に良いものを長く大切に使っている、知的な男性のイメージすら、たった一つの腕時計で演出できるのではないか、と思っています。

 

アンティーク時計の定義と価格は?

アンティーク時計の定義と価格は?
一般的にアンティーク時計というのは1960年代に製造された機械式時計(手巻き、自動巻き)ものを言います。クオーツ時計はこれに含まれません。

70年代以降になると大量生産のブームに乗ってデザイン性が重視されるようになり、奇抜なものが増えていきます。そうです、アンティークウォッチの持っているベーシックだけれど重厚なデザインの良さが途端に失われてしまうわけです。

気になるお値段ですが、安価なところでは10万円代くらいから一般的に購入が可能です。しかしながらここで気を付けていただきたいのは、アンティーク時計は防水機能が弱く、水や汗に非常に弱いという点です。筆者の使用していたアンティークウォッチも、真夏の汗が機械に染み込んでしまって、錆びて動かなくなってしまったことがありました。

したがってアンティークウォッチは確かに新品の高級時計に比べて初期投資が安く済ませられるメリットはありますが、メンテナンスに手間がかかるという点を考慮しておいてください。「良いものを長く大切に使っている」というアンティークウォッチを身に着けた時に醸し出されるイメージは、イメージだけでなく実際にそうなんだ、という事なんですね。

以上、参考にしていただけましたら幸いです。

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