夏本番! サラリーマンのクールビズ、透けない下着の選び方
- 2017/07/06
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透けていいのはブラジャーだけ
女性に嫌われる夏おやじの定番、それは「白タンクトップが透けている」系おやじ。
セクシーさのカケラもないその姿、かっこわるい。透けていいのはブラジャーだけ。
同じく嫌われるのは「素肌にドレスシャツ」系おやじ。たしかにファッション雑誌などでは「ドレスシャツの下には何も着ないのが基本」と書かれてある。でもそれって夏でも涼しいヨーロッパでのはなしでしょ?「欧米か!」とつっこんで欲しいのか?
肌にべったりと張り付いたドレスシャツは見ているだけで不快。ビジネスでは、まず清潔感。高温多湿な日本では下着を着るべき。ヨーロッパの常識は日本の非常識だ。
クールビズがあたりまえになった今、汗がすばやく乾く「速乾性」や、汗のにおいを抑える「防臭性」に優れたビジネス用の下着が販売されている。冷房のきいたオフィスと、炎天下の屋外を行き来するサラリーマンには機能的な夏用下着がおすすめだ。
クールビズではドレスシャツが主役。今回は「透けない」下着の選び方を紹介する。
透けない色は「ベージュ」
まず、無地を選ぶこと。シャツの下に、プリントやロゴの入ったTシャツを着ていいのは中学生まで。なにをアピールしたいのか知らないけれど、ビジネスではNGだ。
サッカー選手だって、よくイエローカードをもらっているでしょ。
透けない色、それはベージュ。肌の色と馴染むので下着との境目が目立たない。白いドレスシャツの下に着ても透けていないように見える。
ベージュに抵抗がある人はライトグレーがおすすめ。まったく透けないとはいえないけど、自然な透け方をする。全体がうっすら暗くなってひきしまった印象を与える。
意外と目立つのは白。ドレスシャツの下でかなり主張する。肌と下着の境目をくっきりとさせ、却って下着のラインをきわだたせる。それに白い下着はおやじくさい。
透けないというか見えないのは「Uネック」と「Vネック」
首回りの型はUネックまたはVネックを選びたい。クルーネック(丸首)はNGだ。クールビズではネクタイを締めず、第1ボタンをあける。そのとき、下着が見えてしまうと子供っぽい印象を与える。首元はとくに目立つ部分。すっきりとさせたい。
また、半袖をおすすめする。タンクトップやノースリーブはやめたほうがいい。脇の下はただでさえ汗をかきやすい部分。ドレスシャツが汗で変色するのは避けたい。
透けないのは「カットオフ」「シームレス」
カットオフとは「切りっぱなし」のこと。襟や袖口など、生地の端を折り返して縫わない。縫い目がなく平坦になるので、ドレスシャツの下に着たときに下着のラインがうつりにくい。
また、シームレスやフラットシームなど、縫い目がない、凹凸が目立たない下着を選びたい。下着のラインが見えにくくなるのはもちろん、体に馴染みやすくなる。
クールビズ用の下着で有名なのはGUNZEグンゼの「SEEK」。1枚3,500 円前後と下着としては高めだが、夏前の百貨店ではサイズ欠けを起こすほどの人気だ。
手頃な価格なのはUNIQLOユニクロの「AIRismシームレス」。990円で購入できるので、1度試してみては?
今夏、下着が「透けない」にこだわり、ドレスシャツをきれいに着こなしてほしい。