オヤジに似合う水着の着こなし方!

  • 2018/07/30
  • ファッション
  • 609view
  • アントニオ犬助
タグ

まずはトレンドの水着を購入しましょう

まずはトレンドの水着を購入しましょう
「来週末は浜辺でバーベキューね。家族とか彼女とか、連れてきていいから」
うーん、貴重な休みを職場の連中と過ごすハメになる最悪の号令。
私・アントニオ犬助は間違っても、職場でこんなことを口走るオヤジにはなりたくないのですが、仮にこんなシチュエーションになったとして、バーベキューには何を身にまとって参加するのが正解でしょうかね?
やっぱり、「水着を中心としたコーディネイト」ということになりそうです。

しかし注意したいのは、昔購入した水着を引っ張り出して、バーベキューに参加すること。試しに、最近の水着の流行をショップでもWebでもいいですから、ちょっとチェックしてみるてください。すると、お手持ちの水着と大きくデザインが変化していることに気が付くはず。

シルエットはタイトに、ウエストは低く、丈はヒザが出るくらい。
近年のショートパンツのデザインと似たものへと変化しているのです。
つまりオヤジといえど、タウンユースのハーフパンツ同様、ワイドシルエットの水着の着用はNGなのです。

「えー、もうオヤジなんだからトレンドなんてどうでもいいじゃん?」
そんな声も聞こえてきそうですが、オヤジだからこそトレンドには敏感になっておくべき。特に水着など、新調してもほんの数1,000円の出費ですんでしまうのですから。

 

トレンドの水着とヴィンテージ・アロハは好相性

トレンドの水着とヴィンテージ・アロハは好相性
しかし、いくら最新トレンドど真ん中の水着を購入したからといって、ずっと水着一枚で通すわけにはいきませんから、何か一枚上から羽織りたいものです。

そこでおススメしたいのが、アロハシャツ。
できればアースカラーで大きなプリント使い、1970年代のヴィンテージ・アロハが用意できれば最高でしょう。また、ジャカードのマルチカラーボーダーのポロシャツもよさそう。
Tシャツを選ぶなら、同じく70~80年代に流行したサーフブランドのものをチョイスする。この場合、Tシャツは大きめのサイズをチョイスしてビッグシルエットにすると、今風に決まるのです。

 

あえて雪駄をチョイスして、知性とヌケ感をアピール

そして最後に選びたいのは、頭と足元。
浜辺でのバーベキューとなると頭にタオルを巻いてしまいがちですが、これが決まるのは若年層。オヤジならば品を出すのに最適なハット、それも中折れタイプのストローハットを選ぶのが良さげ。短めのツバのものを選んでおけば、浜辺だけでなく街でも活躍間違いなしとなります。

そして、足元なのですが……ここはあえて、雪駄(セッタ)をチョイスしたいもの。
それも本格的なもの、足に触れる部分は天然のイ草製、裏は天然皮革を使ったものを購入しましょう。なぜ、本格的な雪駄が良いのか? それは履き心地の良さが全く違うから。イ草のさらりとした肌触りは、クロックスなど凡百の履物を大きくしのぎます。

その際に注意したいのは、サイズは必ず小さ目を選ぶこと。というのも日本では、雪駄から少々かかとが出るのを粋としたから。こんなところで、他の雪駄履きの連中と大きく差をつける……オヤジの教養を漂わせることができる上に、今でいうヌケ感をつくることもできます。

 

水着の一番の問題は、腹回りである

水着の一番の問題は、腹回りである
なぜ、こんな水着のコーディネイトをすすめるのかというと「オールド・サーファーが来ている」から。

試しにサンローラン・パリや、ルイ・ヴィトンの2018年・春夏コレクションをチェックしてみてください。1970年代に生息していた、サーファーをイメージさせるものを見つけることができるはず。それを受けてか、他のブランドにもオールド・サーファー的なアイテムを出している。タイトシルエットな水着のデザインにも、それが表れているのです。

トータルでコーディネートしてもアイテム数が少ないだけに、それほど金額も張らないのが水着の着こなし。ぜひ上から下までバッチリ決めて、夏の水着の着こなしを楽しみたいですね。

……でもウエストが低い位置にあるトレンドの水着だけに、でっぷりと太った腹回りの相性は最悪。オールド・サーファー風の着こなしを楽しむ前に、外観には十分に気を使いたいもの。「YAZIUP!」のフィットネス記事を実践し、すっきりとしたボディを手に入れるほうが先……このハードルがめちゃくちゃ高そうではあるのですが。

この記事の作者

アントニオ犬助
アントニオ犬助
みんなに嫌われるジジイを目指して、日々精進中!!
up アントニオ犬助
アントニオ犬助

週間アクセスランキング

    ページTOPへ
    ページTOPへ