夏に向けて、靴をオトナに履きこなすには何を選ぶ?
- 2017/05/20
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夏に向けて、着こなしの準備は出来ていますか?
まだなら、早めにお店に行っておきましょう。夏のセールで買い足すだけの用意というのは、選択眼と行動力がないと結構難しいものですから。
なぜかと言えば、セールに残っているものというのはつまり「売れ残り」なのですから。この中から、自分に合っていて、さらにより良いものを探すというのは、大変だということです。
これは靴の場合だとさらに大変です。自分の靴のサイズが普通より小さいとか大きいなど、特徴があれば良いのですが、一般的な靴のサイズだと、みんなと同じですから、セールではもうサイズ自体がない訳です。
靴の重要性
なぜ靴なの?と思うでしょうか。靴って大事なんですよ。人をパッと見た時に、視線が1番集中するところはもちろん顔です。そして、靴はその顔から1番遠い場所にあります。そんな風に考えると、1番視線が向けにくいところと感じるかもしれません。でも、重要なのです。
それは、靴が我々の1番下に位置するファッションアイテムだからです。一番下というのは例えば、建物で言えば土台ですね。これ実は、ファッションの視点から見ても1番集中にある靴というのは、相手に与える印象の土台となるのです。
ですからどんなに良い服を着て、高級な腕時計を着けジェントルマンを装っていても、汚いサンダルを履いていればそれだけでイメージは総崩れ。
特に夏は軽装でいたいものですが、この靴の選択を間違うと、軽装ではなく「みすぼらしく」見えてしまう危険だってあります。
夏に欲しい靴を選ぶ視点
だけど、夏ですからね。開放感を味わいたくてサンダルを履きたい時だってもちろんあるものです。こういう時に間違わずに、周囲にも不快感を与える事なく楽しむにはどうすれば良いのでしょうか?
それはやはりTPOに気を付けるという事なのです。使い古された言葉かもしれませんが、大人だからこそ適切にTPOを把握した上で楽しめるのがおしゃれというものです。
といっても、靴選びの判断は別に難しくありません。大まかに言えば、メインで過ごす場が「オンか?オフか?」どちらに相応しいかを判断すれば良いのです。
いくら夏の休日だからといって銀座を散歩するなら、残念ながらサンダルでは不釣り合いです。
逆に、ビーチに来ているのに革靴では楽しむ気がないのか?と思われてしまいます。
夏にサンダルやスニーカーなどの靴を選ぼうとするなら、基本的には「バカンス」「レジャー」なんていうキーワードが似合う場が良いでしょう。オフに当たる場という事です。そして、それ以外はオンに当たる場だと理解し、我々オヤジはある程度ちゃんとした靴を選んだ方が良いのです。
カジュアルな雰囲気は服で出せば十分
何故かといえば、夏はどうしても服が薄く、カジュアルな雰囲気になりやすいからです。
暑かったらTシャツを着たり、ショートパンツ(半ズボン)を穿きたくなりますよね。Tシャツに半ズボンを一緒に着ただけで、かなりカジュアルです。というか、小っちゃい男の子と変わらない格好ですよね。
これだけでも十分カジュアルなんです。むしろ、私の着こなしアドバイスでは半袖と半ズボンを同時に身に付けるのは、カジュアルになり過ぎるのでオススメしないほどです。
それほどカジュアルな格好が服だけで出来る訳です。そこにビーチサンダルなんて履いてしまったら、もう大人要素がゼロと言っても良いでしょう。もっと言えば、我々オヤジにはもう「若さ」という武器がないのですから、下手をすれば「みすぼらしいオヤジ」に見えてしまう事さえ考えられます。
持っておくと便利なのは革の靴
ここで革靴の出番です。革であれば、スニーカーでも良いです。普通の革靴なら、ローファーなどのスリッポンタイプが重いイメージになり過ぎず、ハワランス良く履くことができます。
ビジネスシューズとは別に、ブラウンのスリッポンをひとつ持っておくと「夏を楽しむ大人のおしゃれなスタイル」を作りやすくなるのです。
Tシャツを着ていても、ショートパンツを穿いていても(何度も書きますが、同時に着るのはオススメしません)、革の靴を履いていれば、だらけ過ぎずに見えます。
さらなるポイントとしては、靴下です。ショートパンツを穿くなら、靴下は靴から見えないタイプの方が、夏らしい雰囲気が出ます。
一方足首まである、いわゆるフルレングスのズボンを履くときには選択肢があります。少し畏まった場に行く場合であれば、足首が隠れて素足が見えない様な靴下を選ぶ事をオススメします。逆に、カジュアルな雰囲気な場を楽しむなら、ショートパンツの時同様に靴下が見えないタイプのものを選ぶと、夏らしさが出せます。
もちろん、全体の細かいバランスを取るのは必要で、そういう時のための実際のファッションアドバイスがあるのですが、夏を大人っぽいファッションでポイントとしては、こういった靴選び、靴下選びが大事なんですね。
ぜひ、夏まで覚えておいて欲しいと思います。