成功率UP!正しい昇給交渉の方法

  • 2018/04/05
  • ビジネス
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報酬なんて会社が決めるもので「自分から昇給の交渉をするなど図々しいのではないか」と感じる人もいるかもしれませんね。しかしコツと手順さえ覚えておけば、昇給を申し出ることは決して仕事にとって損やマイナスのことにつながらないはずです。仮に昇給の申し出を受け入れてもらえなかったとしても、あなたの名が会社の中で汚されてしまうことはなく、今まで通り勤務を続けていけるでしょう。
ただし申し出にはちょっとしたポイントがあるので、お伝えしていきたいと思います。

成功率UP!正しい昇給交渉の方法

1.印象よく伝わる申し出の手順がある

普通に考えたらわかると思いますが、自分が今まで育ててきた部下に「給料を上げてくれて当たり前」という態度であったら、ブチ切れそうになるのが当たり前ですね。そして意味もなく昇給を申し出ているのではなく、理由があることを述べないといけません。
この時必要なのが例え自分の懐事情で「お金が欲しい」という想いがあっても、それを全面に出してはいけないということです。
ただ単に「可哀そうだから」「お金が必要だから」という事情で昇給を希望するのなら、そんな社員は会社に山ほどいるからです。
まずは最近自分が成し遂げた業務など昇給を交渉するのに値すると思われる業務をリストアップしてみましょう。

1-1.自分の価値を値踏みする
昇給を交渉できる業務をリストアップできたら、他の会社ではそれくらいの能力の人はどれだけ収入を得ているのか調べてみるのです。例えばイベントでの集客の規模であったり、営業獲得数を持ち出し比較してみるのもよいでしょう。だいたい平均してどのくらいもらっている人がいるのか、理想の報酬はどのくらいなのか、概算してみてどのくらい昇給を希望するのか、自分の中で明確にします。
1-2.
下準備はこれくらいにして、実際に話をしてみる時の手順にいきましょう。まずは日ごろの感謝から打ち明けます。今までお世話になっている上司に話すとしたら当然と言えば当然のことですね。ただし忙しい時間をもらっているということを忘れず手短かに済ませます。
そして次に最近の自分の仕事の成果や実績を並べて申し伝えていきましょう。メモなどを見せてもよいですね。
そうして次に「このくらいの能力のある人の平均年収は〇〇円程度です」とここではあくまで事実を述べるように淡々とはなすことを意識します。ここで「自分がもらっているのは少なすぎるのではないか」という怒りや不満は極力含ませない方が無難です。
そして最後に希望の給料を伝えます。ここで金額を曖昧にして曖昧に「上げて欲しい」ということだけを伝えるのではなく具体的な数値で「〇〇円アップして欲しい」という希望を伝える方が会社側もわかりやすいと思います。
印象よく伝わる申し出の手順がある

 

2.昇給を申し出る時の心構え

要点をまとめるとこれだけですが、昇給を伝える時の気持ちもやはり「実際に給料を上げてもらえるのか」ということに大きく影響してくるでしょう。以下に気を付けるべき点を挙げていきます。

昇給を申し出る時の心構え
・給料を上げてもらって当たり前と思わない
人並みに仕事をしていて昇給できるものではありません。やはり他の人より努力していたり、成績を上げていて昇給を受け付けてもらえるというものでしょう。そのため謙虚な姿勢で申し出ることが必要です。
・昇給を申し出ることに消極性は無用
昇給に対して後ろめたいような、出過ぎているような気持ちがあると、うまくいくものもうまくいきません。今の時代にとって「昇給を申し出るのは仕事への前向きな意欲の表れ」だと捉えてもらうくらいでちょうどよいのです。

これらのことを年頭に置いておきましょう。一度断られたといっても諦めることはありません。あまりにも頻繁に申し出ることは考えものですが期間を置いて再び申し出るのは問題ないでしょう。その間自分のスキルを高めたり、よい結果を残せるように頑張ったり、仕事の質を高める期間と捉えて努力をしていくとよいですね。

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