優秀なリーダーが必ず守っているルール6つ
- 2018/03/22
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リーダーの存在の重さ
仕事を進める上でチームのメンバーが優秀であってもそのリーダーが優秀とは言えない場合、メンバーの能力が台無しになってしまうのはよくあることです。
例えて言うなら、オーケストラのタクトを振る人の腕次第で演奏の出来具合も大きく変わってしまうようなものでしょう。
それはもっとわかりやすく言えばどういうことに心がけていれば良いものか、知っておきたいものです。
ルールとして順守しているだけで優秀なリーダーとしての居場所も安泰となることがあるのです。
既にリーダーの立場にある人、そうでなくてもプロジェクトチームのリーダーを任される可能性のありそうな人などには必見の情報です。
熱いリーダーシップは暑苦しい
リーダーとあれば、張り切って仕事の指示指導をするのがリーダーシップかと思いがちです。
優秀なメンバーが揃っていればなおさら、彼らの能力を引き出すべく率先して引っ張っていこうとしたがりもします。
ところが、その思いとは裏腹の結果を導いてしまったりするのです。
それは一言でいえば、力の入り過ぎですので、どうすればば良いものか具体的に挙げてみます。
・しゃべる前に話を聴く
リーダーだからと言って、トップダウン方式で事を進めようとして万事が上手く行けるほどの能力があるはずもありません。
そこは勘違いをせず、メンバーの一人一人が何を考えているのか聴いてみればそこに自分が見えなかった優秀なアイデアに気付かされたりもします。
たとえそんなことがなくても、話を聴いてくれるリーダーとして信頼を得ることができます。
リーダーが自信過剰になっていないことがわかると、メンバーも自信過剰にならないようになるものです。
そこでチームワークに頼り合うこととなるのです。
・頭の中で「そだねー」を連発する
ただ話を聴いてみても、取るに足らない話も多々あるでしょうが、それでも一応、納得してみせないと本当に聴いているようには見えません。
そこで平昌冬季オリンピックカーリングで銅メダルを獲得して流行の「そだねー」を頭の中でつぶやく習慣にしておきます。
そうすれば、その言葉が表情や素振りに表れるはずです。
リーダーシップは涼しく取るべし
「俺についてこい」とばかりにぐいぐい引っ張るタイプのリーダーは頼もしくもあります。
しかしついていけない人も出てきたりします。
それよりはメンバーを背中から押す、重い腰を持ち上げるなどといった役割ができるのが正しいリーダーシップのあり方です。
・自論を理論で整理しておく
仕事はその価値観や展望を関わる者全員で共有させる必要があります。
その誰もが納得できるような説明ができると、誰もが受け入れてくれます。
・感情を冷静に整理しておく
いつも周りの人に気合を入れてガッツ溢れるリーダーも頼りがいがありますが、時として喜怒哀楽が激しくなって落ち着かない空気をもたらしたりもします。
ピンチに慌てて挽回するべく無謀な対策を立てたりして失敗を助長するだけだったりもしやすくなります。
そこは心は熱くとも頭は冷やしていられなければなりません。
・何でもメリットに変えられる
逆風が吹くようなケースが発生しても、これをクリアしてこそ完璧な成果が得られるなどと、不遇にさえも感謝する習慣があれば理想的です。
具体的に常にどうすれば良い方向に進められるか、そればかり考えていることになります。
現在の事実の原因を探ることももちろん意味がありますが、それも将来に備えての為としています。
・失敗はリーダーにのせい、成功はメンバーのおかげ
失敗しても責任を押し付けずにリーダーが自ら背負い込もうとしていれば、メンバーは伸び伸びと仕事ができます。
そして仕事が成功すれば、それはメンバーあってのことだと感謝するのです。