40代からのキャリアアップに役立つIT資格
- 2017/02/14
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求められる40代のIT対応力
会社員の給与水準が下がっていくなか、マイホームのローンや子供の進学などを抱えて、収入のダウンは許されない状況で日々不安に襲われながら働いている男性も多いかと思います。転職も一つの選択肢ですが、その背景にあるのは「キャリアアップ」です。キャリアアップに伴い、避けて通れないのが、中年男性が苦手とする「ITへの対応力」です。ここでは、40代男性がキャリアアップするためにおすすめのIT系資格をいくつか紹介します。
基本情報技術者試験
どの企業に転職するにしても、中年男性に最低限必要とされるのが、ITに関する対応力です。単にITを使いこなす力があるだけでなく、自ら提案や構築する実力があれば、採用される可能性もぐっと広まるでしょう。特に中小企業では、まだまだITに不慣れな環境があるため、情報技術に強い男性は喜ばれます。社内での無線LAN構築やセキュリティの強化、ホームページの充実やネット販売の運用などの能力を、中小企業では必要としていることが多く、そのようなことができる人は好意的に受け入れてもらえるでしょう。それができることを証明する資格として、基本情報技術者試験は価値があるかと思います。
応用情報技術者試験
前述の「基本情報」と比べて、合格率は20%前後と、難易度としてはやや高めです。現在は、どんな職場でもLANやインターネットを使用しているため、ネットワーク関連システムの管理者としての需要は必ずあります。もちろん、ネットワーク管理者として採用される訳ではなく、中小企業の現場では「プラスアルファ」の特技として強みとなります。必要な学習時間としては、あくまで目安ですが、自分に合った参考書を購入し、午前問題への対策で「最低14日間」、午後問題への対策で「最低7日間」はかける必要があります。
ITパスポート
人間歳をとればとるほど考え方が凝り固まる頑固になってきます。そのため他の人の意見をあまり聞かず自分の意見を押し通そうとします。そこで役立つ資格がパスポートなのです。この資格はそのようなことにあまり関わりはないように見えますがこの資格を取ると色々な事で役立つのです。この資格を取るときに必要な考え方が論理的思考です。コンピューターというのはイエスかノーかで答えられる質問にしか基本的には対応できません。そしてある回答を導き出すのに理論をつめて道筋を立てなければなりません。ですので凝り固まった考え方に非常に有効な資格なのです。
マイクロソフトオフィススペシャリスト資格
40代男性が取っておきたい資格としては、IT関係がおすすめです。ITというとプログラマなどを想像しがちですが、マイクロソフトオフィススペシャリスト資格であれば、一般的な事務作業でも活躍します。何より、短期で取得出来る点もメリットの一つでしょう。
パソコン関係の資格として履歴書に記載可能なレベルの資格であるため、リストラやそれに伴う転職の際にも有効な資格といえるかもしれません。難易度は3段階ほどあり、自分の実力と相談して受験するとよいでしょう。優しい資格で1日2時間ほどを2週間、難しい資格は1日2時間ほどを1カ月勉強するとよいでしょう。