少額、コツコツ、手堅く、月3000円からはじめる投資で確実リターン

  • 2018/09/26
  • ビジネス
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  • 沖倉 毅
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資産形成は早く始めるに越した事はない。
どの経済評論家や投資家も、口を揃えていう事は同じだ。

月数千円の積み立てから始める投資術

投資というと家一個分の手持ち資金がないと出来ないのではないかという心配が付きまとうが、そうではない。
投資の初心者であれば、失敗するリスクを最小限に抑える為に、月3000円から、長期続ける事をおすすめしたい。

長期と言っても、3年、5年という定期預金の話ではない。
これを読んでいる貴方が40歳だとすれば、70になる時に受け取れる『積立金』を効率的に増やす為の資産形成術なのだ。

それは具体的にどの様なものなのか。

 

月数千円の積み立てから始める投資術

月3000円の投資で参考にしたいのが、投資の神様と言われる、ウォーレン・バフェットの投資術。
バフェットの投資の基本は、流行り廃りのない超優良銘柄で、人々の生活に長期密着しているものを選ぶ事だ。
米国で言えば、コカ・コーラ、ウォルマート、米大手地銀のウェルズファーゴなどである。

月数千円の積み立てから始める投資術

これらは内需銘柄であると同時に一部は海外に進出してるので、利回りも期待できる。
日本は、製造業の輸出から電気系、IT系、サービス系に主力が移っている過渡期だ。

手堅く狙うのであれば、村田製作所、日本電産など、海外進出も視野にいれながら、
内需も拡大している地元密着型の企業を選ぶと良いだろう。

投資の基本は『バイ&ホールド』なので、短期でなく、10年単位でリターンを狙う銘柄を持つ事がお勧めだ。
株式投資の平均利回りは年6%なので、30年ただ月3000円貯金するだけでは108万だが、投資に回すと300万になる。よほどの失敗をしない限り、元本の3倍になるという事になる。

では具体的なおすすめは、どのような投資方法だろうか。

 

お勧めはインデックス

月3000円では銘柄も限られる上、何から手を付けてよいのかわからないという人におすすめなのが、ETF(上場投資信託)だ。
別名インデックスと呼ばれるもので、日経平均やTOPIXなどに連動する投資商品で、
各証券会社が『元手はすくないが確実に、簡単に長期で増やしたい向け』の商品を開発している。

お勧めはインデックス

インデックスをお勧めする理由は以下の通りだ。

1:日経平均採用銘柄やTOPIXの株ほとんどを保有している商品が多く指標が、これらと同じになる
2:バランス良く分散投資出来る
3:ベンチマークと連動している為、運用コストが安い

さらに長期というのであれば、以下の条件も付随する。

1:分配金は年一回まで
2:基準価額が数年間安定している
3:純資産総額が安定している
4:信託報酬(信託商品を維持する手数料)が、低い
5:商品設定から5年経過している

これらの条件をすべて満たすとなると、商品はおのずとから絞られてくる。

日本には現在、投資商品が5000本あるといわれているが、過去のデーターを見ると、
20年以上残っている投資信託商品は80本。

過去に一つの投資先に絞り、投資商品が償還(投資信託そのものがなくなってしまう事)の憂き目にあい元本がなくなった人もいるはずだ。

その点、インデックスは分散投資をするので、投資していて元本がなくなってしまうという事はない。
投資先が償還の憂き目に遭いそうになっても、委託会社が別の投資商品と入れ替えてくれるので、リスクを防げるのだ。

お勧めはインデックス

長期投資で注意すべき点は、株価が下がった時だ。
投資に慣れている人は、所得コストが下がったこの時に狙った銘柄を買い、買い増しをするのだが、素人は余計な事をしない方がいい。
また株価が下がったからという理由で、複数の銘柄を売りに出してしまうのもお勧めできない。

もしも売りに出すのであれば、5年程度まって、持ち株の見直しに入った時だ。
放っておいても株や国債を組み合わせて為替変動を最小限に抑えてくれる投資信託商品なら安心だが、そうでない場合、自分で銘柄の見直しが必要になる。

その際も、ホールドは3銘柄、入れ替えは2銘柄にとどめ、入れ替える銘柄を四季報などでチェックすると良いだろう。

この記事の作者

沖倉 毅
沖倉 毅
ビジネスと国際関連をメインに執筆しています沖倉です。 転職経験と語学力を生かし、語学教師とフリーライターをしています。 趣味は定期的に記録会に出る水泳、3000本以上お蔵入り字幕なしも観た映画、ガラクタも集める時計、万年筆、車、ガーデニング、筋トレです。 どうすれば永遠の男前になれるかをテーマに、取材は匿名を条件に記事執筆に勤しみます。
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